寄り道に寄り道を重ねて、ようやくたどりついたキャンプ場。
入り口の坂を下ってすぐのところにある事務所に行くと、ちょうどオーナーが、愛用のカブで場内を回って帰ってくるところでした。
「今回もお世話になります」
「どうだねキャンピングカーは。いいでしょう(´▽`)」
などと会話を交わしながら、手続きを。
【売店も兼ねています】
前々回にも紹介しましたが、『猪の頭オートキャンプ場』は10年来お世話になっているキャンプ場。職場&キャンプの大先輩がここの常連で、「すごくいいキャンプ場があるよ。紹介しておくから行っておいで。」と教えていただいたのが始まりです。それが、行けば行くほど魅力にはまってしまい、ここ数年はここ以外のキャンプ場に行ったことがないほど。
キャンプ場は朝霧高原の森を開いて作られた林間サイトで、すぐ隣を川が流れています。場内にあるのは、事務所・風呂・トイレ(2カ所)・炊事場(簡単な流しもいれると4カ所)・ニジマス池など。どれも、オーナーの手作り感あふれる作りです。
【沢ガニ獲りで毎年盛り上がります】
・・・と、「手作り感」と書くと、正直ネガティブなイメージを持ちやすいと思いますが、実はかなりの高規格キャンプ場なのです。
というのは、ポイントは5つ。
1.風呂は1時間ごとに男女入れ替わり制だが、無料で入り放題。ただし、シャワーは有料(100円で2分。ストップボタンでタイマーを停めて使うことができるので、男性なら100円で問題なし)なので、マナー的には1回100円。
【人工ラジウム温泉です。たしか。】
【コインシャワーです】
2.トイレが暖房便座+温水洗浄つき。トイレットペーパーも、お尻に優しいダブルペーパー。
【トイレ棟。コインランドリーとシャワールームもあります】
3.中心にある炊事場は給湯設備完備。
【自販機もあります】
4.場内のほとんどのサイトで電源が使用可能。
5.以上の条件をそろえても、6000円(サイト代5000円+電源1000円)。サイトにある割引券を使うと500円引きの5500円。
先日、アミティの購入を機に、久しぶりにキャンプ場の本を購入したのですが、風呂、温水洗浄便座、給湯設備、電源サイトがそろって、キャンカーでも6000円を切るキャンプ場は、富士山周辺ではほとんど見当たりません。
そして何よりもの魅力は、オーナーです。どのキャンプ場の本を見ても、オーナーのことが紹介されていますが、それも納得のお人柄。とても実直な方で、本業?の農業では、富士宮市農業祭でお米や大根が市長賞を受賞しており、H23年には、皇室献上米の栽培を任されたほどです。また、キャンプ場のオーナーとして、サイトから炊事場、トイレまで常に手入れを怠らないので、いつ行っても気持ちよく過ごすことができます。
【献上米を見せてもらいました】
そういった意味では、最も高規格なのはオーナーなのかもしれませんね(^^♪
さぁ、相変わらず本題のキャンプには入っておりませんが、本日はキャンプ場の紹介でした。明日から、本題に入ります。が、あまり内容がないかも( ゚Д゚)