アゲハ蝶の羽化、カブトムシの羽化、魚取りと、生き物ネタが続いている当ブログですが、昨日、最後のアゲハ蝶が羽化しました。
以前、小さな虫かごで羽化させたところ、翅が伸び切らず飛び立たせることができなかったため、今回は大きな虫かごで飼育。小さな黒い幼虫の状態から、緑の幼虫、サナギ、成虫と、4匹すべてを無事に羽化させることができました。
小さな命ですが、成虫まで育てることができてホッとしています。こんな気持ちを小僧にも感じてもらえればと思います。
【かごの中でバタバタしていました】
で、さっそく放鳥じゃなくて放蝶へ。
【いつもの公園で放蝶】
子供なら「このまま飼いたい」などと言いかねないところですが、実は、この時期の風物詩としてここ3年ほど幼虫の飼育をしているので、こうして羽化したら放してあげることも当たり前のことになっています。
「家の中では自由に飛ぶことができないし、食べ物も外の方がずっとたくさんあるからね」
と教えてきたので、その辺りはあっさりしています。昨日の夜も
「ほら、飛んで行きな」
と、声をかけていました。
とはいうものの、ふたの扉を開けただけだと、やはり外には飛び立っていけません。
【きれいに翅が伸びました】
そこで、今回もふたを全部取っ払ってあげました。すると、前回とは違ってあっさりとフライト。近くの木まで飛んで行きました。
【初フライトから休憩】
【これからは自然の中で生きていきます】
願わくば、鳥などに捕食される前に子孫をつなげてほしいものです。見届けることはできませんが。
というわけで、今年のアゲハ蝶はおしまい。4つの抜け殻がのこりました。
【4つ見えますかね】
【一番きれいに残っている抜け殻】
いったんかごをきれいに洗って、今日からはカブトムシの飼育箱にします。早めにつがいを作って、次代につなげる準備をしていきましょう。