本日はまたこんな時刻になってしまいまして、急ぎ更新です。
それにしても、結局今年の9月の連休は、2回とも台風騒ぎでどこにも行けず。
でも、こういう時でなければ体験できないこともあるというわけで。
台風の爪痕というのもいろんなものがありますが、今日はのんきな爪痕をお送りしましょう。といっても、前半は違いますけれど。
河川敷の通路やグランドの様子を見ながら徐々に川上へ向かって行きます。するとこんな風景が見えてきました。
これは、草の根がびっしりと生えた結果、土をしっかりと抱きこんでいて、その土がそのままカーペットのようにペロンとはがされてしまい、久々に下のコンクリが現れたという状態ですね。
水の勢いもすごいですが、それに負けない草の根もすごいなと。雑草が強いわけです。
この近くには水があふれだすポイントがありまして、そうしたところは草が川から河川敷の方向に根こそぎ倒されています。
その先には砂の層ができていました。ここ、普段は普通にロードバイクで通行できるアスファルトの道なんですけどね。川砂が運ばれてきて堆積するようななにかがあるんですかね。
反対側を見るとこんな感じ。だいぶ上の方から水があふれてきていることが分かります。
別の場所で撮った写真。川面から2mくらいのところまでの草の色が違いますね。おそらくあのあたりまでは水に浸かったんでしょう。
河川敷通路に下りるとこのありさま。
こちらはもっとひどく、車止めが土台のコンクリごと持ち上げられてしまってます。
あとで別角度からも撮影しておきました。
少し先の辺りでも、土手の草が一方向になぎ倒されていました。
その先の通路もご覧のあり様。
さて、この通路の水たまり。場所によってはまだ水がさらさらと流れていたのですが、流れの中に時折小さな波が立っていました。
おわかりでしょうか。
これら、ほとんどがアユ。
このまま水が引いたら、死んじゃいますね。
というわけで、いったん家に戻ったら小僧とご近所さんのお兄ちゃんを引き連れて再び河川敷へと戻ってまいりました。
さて、つかみ取り大会ですよ。
勝負は水が引いてしまうまでの間。水が濁っているので、アユからこちらの姿が見にくいのか、泳いでいる後ろからそーっと近づいて真上から手でガっと抑えるだけで、思いのほか簡単に捕まえることができました。これ、水がきれいだったらこちらの姿を見てあっという間に逃げてしまうでしょうけど、今回は素手でそれなりに捕まえることができました。
1時間ほどでそこそこの数を捕まえたので、これくらいにしておこうかということで実家へ。アユ釣り歴50年以上のじいじに見てもらいました。
一通り見てもらったところ、内臓もきれいだし、小さなのはそのまま食べちゃっても平気だろということで、そのまま持ち帰り。出かけている間に、ご近所さんと一緒にお昼を食べることになっていたので、みんなでいただくことにしました。
ちょうど鶏のから揚げを作るということだったので、それに便乗して同じ唐揚げ粉で揚げてもらいました。取ってから2時間も経ってませんから新鮮ですね。あっという間になくなってしまいましたw
この後、まだ停電が復旧せず、なんでも送電塔が山の上で倒壊したらしいよなんて噂も回ってきたので、こりゃ下手したら数日間復旧しないかもなと。だったら電気が通っている焼津や藤枝あたりまで買い物ついでに、アミティを走行充電してこようかと出かける準備をしていたのですが、ちょうどその時に電気が復旧。水道も使えるようになって、一瞬にして普通の生活が戻ってきました。
水と電気って、現代の普通の生活を成立させている、ホントにライフラインなんだなと感じた12時間でした。
ところで、豪雨から2日が経ちますが、同じ静岡市でも清水区ではいまだに断水が続いています。
とりあえず、清水区の知り合いの家では今のところ何とかなっているそうです。両親とも古くからの付き合いのあるおたくなので、困ったら何でも言ってねと言っているところですが、ご近所との支え合いもあって、どうにかなりそうだとのことです。
清水区の断水、解消は10月初旬か 取水口に大量障害物 台風15号被害|あなたの静岡新聞 https://t.co/VYN4769O0Y
— あなたの静岡新聞(編集部からおすすめ記事をお届けします) (@shizushin) September 25, 2022
静岡市清水区で断水 生活の影響大きく 台風15号|あなたの静岡新聞|深堀り情報まとめ〈知っとこ〉 https://t.co/1O3sbPymgq
— あなたの静岡新聞(編集部からおすすめ記事をお届けします) (@shizushin) September 25, 2022
自分たちもご近所さんとは情報交換したり他愛もない話をしたりアユをあげたりwと、お互いに支え合ってるなぁと感じます。やっぱり地域の力って大切だなぁと思う、今回の豪雨でした。