昨日の事故の話。思った以上に落ち込んでいる自分がいまして。
なんでしょうね、年を取るに従って、その裏にどんなことがあるかをより具体的に考えるようになったからでしょうか。亡くなった方の仲間とか家族とか職場の方々とか、いろいろな方がいて、当然亡くした悲しみもあり、じゃあお葬式はどうするんだとか仕事はどうなるんだとか、実務的なあれこれもあるわけで。
病気と違って突然のことですから、驚きも相当のものでしょうしね。そんなことをあれこれ考えてしまうと、気持ちはなんとなく下降気味になろうものです。
そういえば、8月の終わりには上信越道でレンタカーのアミティが横転して、8歳の男の子が亡くなるという痛ましい事故もありました。こちらの事故は、タイヤのバーストが大きな要因になったようです。キャンピングカーのバーストは、乗用車に比べるとおそらくかなり高い割合で起きていると思います。アミティを購入する前に、先輩方のブログを多数訪問しましたが、その中にもバーストを実際に経験された方が何人かいらっしゃいました。それだけに、できることはなるべくやるようにしています。
- 空気圧をこまめにチェックする
- TPMSをつけて、空気圧が常に分かるようにしておく
- タイヤは3年で交換(夏タイヤと冬タイヤで交換しているので、実質は1年半しか稼働してません)
- タイヤを強度が高いものにする(もともとは6PRがついていますが8PRに)
- スピードを出さない(追い抜きのとき以外は、高速でも70〜75km/h)
と、こんなところでしょうか。事故にならないよう、気をつけて乗り続けたいものだと思います。
ちなみに、こうしたタイヤに関する話って、どのビルダーさんからもあまり公式に出てはいないような気がするんですよね。気になって、キャンピングカーショーに行ったときに聞いてみたこともありますが、「基本的には車体に掲載されている値でOK」という返事くらいで。
正直なところ、車に架装して売っているわけですから、足元のことも当然いろいろ計算していてくれなくては困るわけで、もう少し様々な角度からの情報がほしいですね。
とはいえ、今年の北海道は合計2350km走りましたが、事故無しで帰ってこられてよかったなと思います。
さて、今日は友人Mと会ったお話ですw
層雲峡には15時40分頃に到着。上に行くか下で待つかは友人の動き次第だったのですが、登山中ということもあり、電波がつながらなかったり、つながっても出なかったり。
ひとまず、どちらに転んでもいいように、アミティを降りてロープウェイ乗り場に向かいました。
ロープウェイの山麓駅には、売店の他、Columbiaのショップやカフェがあるのですが、そちらは15時半までの営業ということで残念ながら入れませんでした。さて、どうしようか・・・とウロウロしていたら、友人から電話が入りました。下山まで、まだかかりそうとのこと。
それじゃあということで、ロープウェイとリフトを乗り継いで、登山口までお迎えにあがることにしました。
先日、こんなニュースが流れてましたね。間接的な表現では理解することができない人も一定数いるってことなんでしょう。
五合目のお店も15時半で閉店でしたので、華麗にスルーw
リフト乗り場へとまっすぐ進みました。
リフトの乗降の時は、係の方がリフトを押さえて座りやすくしてくれます。
スキーの時って、リフトに押されてスキーを軽く滑らせながら乗るんですが、靴だとそれができないんですね。改めて気づきました💦
こうして7合目の登山口までやってきましたが、友人たちの姿は見当たりません。どうやらまだ到着していない様子。
こちらの登山名簿、入山時と下山時の時刻を記入するようになっています。探してみると、友人の名前を発見。やはりまだ下山はしていないようです。
黒岳山頂までは1.7km、標高差は452mと書かれていました。だいぶ前ですが、北アルプス三大急登のひとつといわれる合戦尾根を歩いて燕岳に登ったことがあります。片道4.7kmほどで1400mちょっと登るということなので、1.7kmだと500mちょっと登ることになります。それよりすこし少ないですが、黒岳山頂までのルートも、それなりに急登であるといえそうです。
人をダメにするあれが空いたので、そこでしばらく待つことにしましたw
そうして待つこと10分ほど。16時50分頃に、ようやく見たことのある顔が下りてきましたw
なんでも、8時間(休憩除く)かけて16km近く歩いてきたんだそうです。山での時速2kmって、めちゃ速いですよ。もちろん、途中の斜度にもよりますが。
「ここまでだとは思ってなかった」
とのことで、ご本人もちょっと想定外の山歩きだったようです。1年ぶりに会った奥さんの第一声が「こんにちは」とかではなくて、「すごい、だまされた気分・・・」だったこともそれを物語っているというかw
YAMAPで調べてみると、恐らくこのコースと同じところをたどってきたのではないかと思われます。
よかったら夕食でも一緒に・・・とも思ってましたが、この疲労困憊ぶりだと、早く家に帰りたいだろうなとw 一応聞いてみたら、友人もそうしたいとのことだったので、とりあえずふもとまで一緒に戻ってそこでお土産を渡して少し話をしたらお別れすることにしましたw
友人の娘さんに撮ってもらいました。お土産を持った小僧が後ろから近づいてきているのが写り込んでましたw
この関係も、大学からだから30年近いのかと思うと、互いに元気でこうして少しでも会えることに感謝だなぁと思いますね。
元気なうちにまた遊びに行って、今度は北海道のヤマを案内してもらいたいものですw
こうして、北の大地に行く理由のひとつを今年も完遂。短い時間でしたが会えてよかったです。また来年・・・と言ってたけど、さて、どうなることやらw
といったところで、続きはまた明日です。