県内にあるJR及び私鉄の路線は意外とあって、14路線あります(十国峠のケーブルカーを入れると15)。そして、小僧が産まれてからあれこれと出かけた結果、9路線は既に完乗済み。残るはJR身延線の身延以北(県内は完乗)・JR御殿場線・岳南鉄道・遠州鉄道・JR飯田線となっていました。
そして、3連休初日に、キラメッセ沼津で行われたキャンピングカーショーに行った折に、すぐ横を御殿場線が走っているのを見たので、小僧が「電車に乗りたい」と言った時に、すぐに「御殿場線に乗りに行こう」となったのは自然な流れであったと言えましょう。
というわけで、一路沼津へ。一昨日に来たばかりの駅北口を目指します。来たばかりで土地勘があるというのはありがたいことです。北口のすぐ近くにあるコインパーキングに車を停め、駅の構内へ。すこし時間は早めでしたが、おかげで小僧の好きな貨物列車と遭遇することができました。
【無骨な働く男って感じがしますね】
13時00分発の国府津行きに乗って出発です。御殿場線の車両は、県内では珍しくボタンでドアの開閉をするタイプでした。小僧はまっすぐ先頭に向かうと、運転士のすぐ後ろを確保します。以前は抱っこしないと見られないので抱っこをせがまれ、腕が筋肉痛になりましたが、抱っこし続けられないほどに成長したおかげで、自力で見られるようになりましたね。
【かぶりつきのトレインビューを常に確保】
ところでこの御殿場線、当たり前といえば当たり前なのですが、けっこうな山岳路線。箱根の外輪山をぐるりと回りこむように線路が引かれており、序盤はその箱根と愛鷹山の間、中盤から後半にかけては箱根と丹沢の間を抜けて走っていきます。
沼津~御殿場が24.7km、御殿場~国府津が35.5kmと、御殿場までの方が3分の2ほどの距離ですから、その分勾配はきつくなるのでしょう。目で見ていてもわかるような斜度で上る部分が時折見られました
【正面の線路の斜度が分かるでしょうか】
【神社の欄干は恐らくほぼ水平。線路と並走するガードレールの角度が分かります】
というわけで、懸命に標高を上げてたどり着いたのが御殿場駅。ここでは7分の停車時間があります。すれ違いなどで、長い時はもっと停車していることもあるようですが、御殿場線の沿線では主要な駅であることもその理由なのでしょう。
【とりあえず下車】
お昼ごはんを食べたいところですし、とりあえずここで下車してお店を探すことにします。
続きはまた、後日。