今日は、じいじの誕生祝ということで、ランチをお寿司屋さんでいただきました。
初めて行きましたが、飲食店を初めて4代目ということで、お店自体は以前からこちらにあるようです。ネットで検索してもほとんど情報が出てきませんが、Googleでの口コミは非常に高く、実際に行ってみても十分満足のいくお店でした。
今日はあまり写真も撮ってないのですが、また少しばかりご紹介できればと思います。
さて、河津桜の並木ですが、市内には今回行ったのとは別の所に有名な場所があります。
こちらの今年の桜はもう散ってしまったそうなので、来年また訪れてみたいと思います。今年は、少しずつ名が知れるようになってきた、麻機の桜へと行ってみました。ちなみに麻機ってなんて読むんでしょう?
はい、こちらは「あさはた」と読むことになっていますね。
実は、昔から「あさばた」と呼んでいたのですが、「あさはた」が正しいのですね。直さないと。思い込みというのはいけませんね。
こちらの麻機地区ですが、以前紹介した安倍川の流れの影響で、長らく湿地帯となっていたようで、標高があまり高くありません。
地理院地図で断面図を作ってみると上のようになります。河口から駿府城を経て麻機地区までを見てみると、駿府城の辺りで一度ピークを迎え、そこから北上するにしたがって標高が下がっていきます。
地図上の黒い線の上に、小さなオレンジ色の丸が乗っているのが見えるでしょうか。そこが、左の断面図の鞍部になります。
ピークとなっている駿府城が標高25mほどあるのに対して、最鞍部となっているあたりは標高5.5mほどしかありません。実に20mの高低差があるわけです。
こうなると、市街地を大雨が襲った場合、単純に考えると駿府城の辺りからはこの麻機に向かって水が流れていくことになります。そのため、この地域が水に浸かってしまうというのは市内では有名な話で、この地区にある中学には脱出用のボートが実際にあるそうです。
そんなわけで、いつかブラタモリでこの辺りを取り上げてくれたら面白いのになーと思っているのですが、それまでタモさんが元気でいてくれることを祈りましょう。
さて、あさはた緑地は、普段は憩いの場となるように整備が進められており、この日もたくさんの家族連れでにぎわっていました。
反対側には田畑が広がり、ゆったりとした時間が流れています。
こちらに植えられたのが、「遊水桜」と名付けられた河津桜。よく水が出るため、遊水池が設けられていることからその名がつけられたようです。
その全景がこちら。上にちょっと写っちゃってますが。
いやいや、こちらもなんとも素晴らしい、菜の花の黄色と桜のピンクの共演ではないですか。
ちなみに、すぐ隣には国内でもトップレベルに位置すると言われている、静岡県立こども病院がありました。知り合いが勤めているのですがこの日は勤務だったのかな。
ひょっとしたら、入院している子供たちの気持ちを、少しでも明るくしようという意味もあるのかもしれませんね。
さて、では桜を堪能いたしましょう。植えられてからまだ7年ほど。木は小さいですが、花は見事に開いていました。
肉眼で見ると、動いているので分かりやすいんですが、写真になると全然わかりませんね・・・
この辺りで写真マジック発動。望遠でうまいこと撮ると、桜のトンネルに見えました。
菜の花もたくさん咲いていて見ごたえがありました。
パッと見、セイタカアワダチソウを思い起こすような感じもあるのですが、やはり菜の花は葉や茎の緑や花の黄色など、セイタカアワダチソウと比べるとずっと鮮やかで春めいて見えますね。
どうしても、セイタカアワダチソウはきれいに見えません。外来種だからという先入観もあるのだと思いますが。
といったところで、続きはまた明日です。