親指のけがは順調に回復しているようで、昨日よりやや痛みが弱くなったのと、穴が空いたところの皮膚も、昨日はやや硬くなっていたのが少し柔らかくなってきました。
さて、昨日は、ミカンを食べるときに不便ということを書いたのですが、この季節、我が家ではミカンを欠かすことはほぼありません。静岡が全国有数の産地であるということもあって元々ミカンの存在は身近ですし、私自身、学生時代も冬になると実家から5kgの箱でミカンを送ってもらうのを、ひとシーズンで何度も繰り返していたわけですから、この季節はミカンさえあればいいといった具合でもあります。
小僧にも、「うまいから食ってみろ」と食べさせていた結果、立派なみかん好きに育ち、今は週に2~30個を2人で消費しているという感じです。
ちなみに、2人でということは・・・。
そう、かみさんはあんまりみかん食べないんですよね。その代わりにお茶をよく飲んでますけど。ミカンもお茶もビタミンCが含まれてますから、この季節にはいろんな意味でプラスになるんじゃないかなと。
てなわけで、シーズンインしてしばらくは、浜名湖の近くにある産地の三ケ日というところの『マルマのみかん』というのばかりを食べていました。
マルマ自体が、こちらでもよく聞く名前なのと、利用しているおうちCOOPで取り扱っているということもあって、しばらくの間主戦はこちらになっていました。
もちろん、まだしばらく続くかと思いますが、月曜日に買い物を頼まれてスーパーに行ったら、いよいよこいつも出てきたかと。
以前にもどこかに書いたかもしれませんが、はるみは市内の興津というところにある果樹試験場で「清見」に「ポンカン」を交配して作られ、1996年に品種登録された比較的新しい品種です。
清見もポンカンもそれぞれおいしい品種なのですが、その2つをさらに掛け合わせるという所業。その結果、皮は薄手で、特に中の房のホロと呼ばれる袋も薄くて食べやすく、なおかつ甘みが強くて酸味はほどほどという、スーパーみかんが出来上がりました。
味はもしかしたら、ネーブルに近いかもしれません。とにかく味が濃く、食べた時の満足感が、通常の温州ミカンとは全く異なります。それでいて、ネーブルのような硬さはなく、手で普通に剥いて食べることができるというお手軽さも持っています。
はるみを知ったのは10年ほど前だと思いますが、それ以来、冬になるとはるみが流通するのが待ち遠しくなってしまいました。
そして、いよいよ市場に出回り始めたということで、年間でもそう長くないはるみを楽しめる季節がいよいよやってきたかと思ったのでした。
ちなみに、ちょっといいはるみだと4つで600円近い値がついていました。1つあたりペットボトル並みの金額かと。「これはまだ買えん」と言ってあきらめようとしていたら、地元産農産物のコーナーに、少し小ぶりなはるみを発見。なんと、6つ入って380円です。ほぼ2.5倍のコスパの良さですw
というわけで、気がついたら2袋をかごの中に入れていましたw
まずは1袋。若干酸味が強いですが、甘みも十分に強く、あっという間に1袋分食べてしまいました。いかんいかん、もっと大切に食べないと。
そうそう、そろそろこのはるみを友人たちのところに送る算段も考えていかないとなりません。彼らはいずれ、北の大地の味わいとなって返ってきますからw 毎年恒例の贈り物です。
ちなみに、静岡生まれのはるみですが、生産量は愛媛が一番のようです。全国にも流通するでしょうから、もし見かけることがあったら、ためしに味わってみてくださいね。