左手の親指をケガしましてね。
というのも、先日の日曜日のことです。
結婚式の後に、結局この日もホビースクエアに行ったということは簡単に紹介しましたが、そこでやっちまいました。
と言っても大ケガでも何でもないんですが、3日経ってもまだ痛みが残っているので、中ケガってところですかね。
ケガしたところがまた、親指の先端の部分なのですが、こういう指の先のケガって、意外と生活のクオリティを下げてしまいます。指先を使うようなちょっとした作業、例えば鼻〇ソをほった後にそれを丸めるとか、は〇毛をつまんで抜くとか、ウェットティッシュをつまんで取るとか。そんな作業をするときに、指先に痛みがあったりとか絆創膏を貼っていたりとかすると、思ったようにいかなくて、ほんの少しだけイラッとします。
まだ、転んでひざを擦りむいたときの方が、生活のクオリティにはそんなに影響ないよなぁって思うくらい。意外と細かいところがうまくいかないことって影響が大きいように感じます。
ちなみに、現在の様子はこんな状態。
どうしてそんな怪我をしたのかというと、こんな作業をしていたわけです。
上の図、白い部分がホイールで、上と下の灰色の部分がタイヤ、黒いのがシャフトです。普通のホイールの場合、こうしてホイールの途中までシャフトを差し込んで駆動させています。
しかし、シャフトがホイールの途中までしか刺さっていないので、このシャフトを差し込む部分の出来によっては、けっこう簡単に回転ブレが生じてしまいます。
建物の基礎が深いところまで刺さっていないと、建物が倒れやすくなってしまうのと同じだと思ってください(今の時期にこの表現は不適切かもしれませんが、他に伝わりやすい表現が思い浮かびません💦)。
ならば、このシャフトをもっと奥まで差し込み、いっそのことホイールを貫通させてしまえばいいじゃないか、と考えた人がいるらしく、この改造は今やかなりオーソドックスな改造、通称『ホイール貫通』として、多くの方が行っています。
ちなみに(私がやった)手順としては、
この時、この穴が大きすぎるとシャフトがスカスカになってしまいますから、ほんの少し細目のドリル刃を使っています。
こうして、反対側に穴を開けたら、そこにシャフトを通します。
並べて比較して見ると次の通り。
ちなみに、通常のシャフト(60mm)でこれを行うと、当然普通の状態よりホイールが内側に食い込む形になりますから、トレッドが狭まってしまい、シャーシに組み付けるのは無理なんですが、現在多く流通しているのとは別のシャーシ用に、このシャフトよりも長い72mmのものが販売されており、それを使うことで、トレッドが狭まるどころか、通常より5~6mmほど広げることができるようになります。
トレッドが広い方が、当然安定性にもつながりますし、当初の目的にもあるように、タイヤのブレも減らすことができますから、費用対効果はかなり高い改造とも言えます。
で、この作業をやっていたんですが、結婚式でお酒が入っていた影響なんですかね。今回は最後の貫通がなかなかうまくいかなくて、グイグイやってたら突然ズボっと貫通しましてね。で、勢いよく貫通してきたシャフトが、私の親指まで貫通しちゃいまして。
さほど深いところを貫通したわけではなかったのは不幸中の幸いでしたが、あわててシャフトを抜いたらまたたく間に血が溢れてきましてね。30分くらい、指先を赤ちゃんみたいにくわえたままで、血を吸いながら作業を続ける羽目になりました💦
まぁ、昭和生まれですから、ケガは舐めて治すものなんだって刷り込まれてるわけなんですがw
それで、最初の勢いのわりに、思ったよりはあっさり血は止まったので、帰り道にあったコンビニに寄って、絆創膏を買って貼ってきたのですが、この親指を絆創膏で包んでいると、前述したように生活のクオリティがかなり下がるんですよね。
なので、さっさと絆創膏は取ってしまって普通に生活してます。こんな風にブログを打ったりする分には、この部分って当たることもないので支障ないんですが、例えばブログを書きながらミカンを食べたいときなどは、やはりミカンの皮をむく主戦は親指になりますから、やはりちょっと不便を感じます。鼻〇ソをほる時のクオリティはだいぶ高くなりましたから、そこに満足はしていますが、は〇毛をつまんで抜こうとすると、まだだいぶ痛みが出ますから、トータルではまだマイナスですね。
生活のクオリティの物差しが鼻〇ソとは〇毛しかないのかと突っ込まれそうですが、自分自身もこうなってみて初めて、その必要性を再確認した次第です。離れてみて、初めて分かる大切さってやつですね(←なにかがおかしい)。
もうしばらくはこの痛みと付き合わないとならないんだろうなぁと思いますが、少しずつ身体が補修されて、生活のクオリティが上がっていくのを楽しもうと思います。