今朝は、バサバサとかなりの勢いで雨が降っている静岡です。予想最高気温は29℃。もしこの予想が当たったら、同じように雨が降って最高気温が29.7℃だった8月3日以来、ちょうど1カ月ぶりのU30(アンダー30=最高気温が30℃に届かなかった日)になります。
で、さらにふり返ってみると、7月はU30の日がなんと26日もあったんですね。そして降水量は7月の歴代1位。
今日は7月のような1日が帰って来るとも言えそうです。
さて、各社模型をじっくり堪能しましたら、壁の展示にも目が行きました。このプラモデル展が行われている部屋は、こうした特別な展示をするスペースの外周側に、普段から展示されている資料があります。主に、この駿府匠宿がある丸子の歴史についての内容になっており、テツに加えて歴史オタにもなりつつある小僧には興味深い内容だったようです。
下の方に伸びている曲輪(くるわ)がなんとも魅力的ですね。
周辺を眼下に見下ろす場所に城を作っているでしょうから、眺めのいい場所がきっとあることでしょう。
静岡では最近、今川氏を見直そうという動きが活発になっていますから、今川氏によって築かれたこちらの丸子城も、価値が変わるかもしれません。
静岡市は、東をさった峠、西をこの宇津ノ谷や大崩にふさがれています。どちらも南アルプスからのびている山塊が海まで続いていて、最後は海に落ち込むようになっており、トンネルがなければ山越えをしなければ静岡平野に入ることはできません。また、北は南アルプスがそびえ、南は駿河湾が横たわります。
つまり東海道さえ押さえておけば、静岡平野への侵入は困難です。そうした地理的条件が、今川氏の繁栄を支えたことや、徳川家康が隠居地に選んだことの理由なのかもしれません。
などと、はるか昔に思いをはせていたら、いい時刻になってしまいました。続きはまた明日です。