昨晩は、なんとなく寝心地が良くなく、何度かうっすら目が覚めてしまいました。寝ている下に上掛けが入り込んでしまって必要以上に身体が反ってしまっていたり、寝相の悪い小僧の襲撃を受けたりしたせいでしょう。
というわけで今日は、さくさくっと進めていきたいところです。
さて、このアプトいちしろキャンプ場。もともとは、川向こうに見えるアプトラインが通っていました。その証拠に、キャンプ場の左右には外側に抜けるトンネルが残っています。
このトンネルを抜けた向こうには長島ダムというかなり大きなダムがあるのですが、このダムの建設により、以前の線路が水没してしまうことになりました。そこで、ダムを越えて通ることができるように線路をつけ直し、その結果として急坂を登らなければいけなくなりました。これがキャンプ場から見える90‰(パーミル)の斜度が生まれた理由で、今では国内唯一のアプト線として重要な観光資源となるきっかけです。
というわけで、この辺りに来たらこのキャンプ場とアプトライン、長島ダムはセットで考えなければいけませんw
その長島ダムへと行ってみることにしました。
で、トンネルの中は暗くて、それでいていくつかの仕掛けがあるのですが、これについては秘密ということで・・・実際に行ってみて確かめてくださいw
ググればどこかで出てくると思いますが、他の方もたいてい秘密にされておりますのでw
さて、トンネルを抜けると階段が現れます。こちら側には、以前線路が敷かれていた形跡はありません。
その先へ少し歩くと、山中にはある意味似つかわしくない、人の手が入った形跡が。
ちなみに振り返ると、キャンプ場が見えたりします。
そうして、トンネルを抜けてから2,3分歩くと、長島ダムがその威容を現します。
ダムの前には「しぶき橋」という橋が架かっており、対岸に渡ることができます。派手に放水をしているときには、この橋にしぶきがかかりビショビショになることもできます(?)。
この日は派手な放水はなかったため、普通にスルーっと通りました。
ちなみに、ダムの全容はこんな感じです。黒四ダムの規模に比べれば小さいかもしれませんが、それでもこれだけの場所を切り開いて造られた建造物というのは迫力があります。巨大構造建築物好きなので、ぞくぞくしますw
その人の造りし坂道を上がっていくと、アプトライン長島ダム駅に到着します。
この後、アプトラインとの出会いがありますが、時間が来てしまったので本日はここまで。続きはまた明日です。