From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北信越+飛騨ブラブラキャラバン ~旧親不知トンネルへ~

さて、自分たちは申し訳ないくらいに普通の生活になっているのですが、県内では同じ市内の清水だけでなく、特に山間地を中心に大変な状態であることは続いています。

このツイートの2枚目の写真、何度も通っているので見覚えがある・・・と思い、ストリートビューを見てみました。

【ほぼ一致できました】

この場所の右側が崩れてきたんですね。このすぐ奥には、ブロ友のシンさんが訪れたいた川根温泉ホテルがあります。

それでも、各所の動きによって、だいぶ復旧は進みつつある様子。

やっぱり、道というのはもう一つのライフラインなんだよなと思います。

そういう意味では、親不知を通る数々の道やトンネルも、重要なライフライン。その旧跡を訪れに行きました。

【ここがスタート】

国道8号線の脇に駐車場と公衆トイレがあります。平日の17時過ぎの到着とあって、こんな時にこんなところにいるのは我が家だけ。完全貸し切りですが、この貸し切りはそんなにありがたくないかも・・・w

北陸道最大の難所ですからねぇ。昼間に来るべき】

【しかし、歴史的には名高い所でもあります】
【さて、こんなところを下っていきますよ】

【下りた先にあるのはこちらと・・・】

【こちらです】

なんとも不気味というか不穏な空気を感じるところです。ちなみに、ここまでだいぶ下ってきています。さらに下って海岸まで下りられるようでしたが、他2名から却下されたので、これ以上下りることはせず、このトンネルを通って向こうまで抜けることになりました。

【んー、やっぱり行っておけばよかった】

いつかまた、この地を訪れた時には、下まで行きたいと思います。

さて、トンネルへと参りましょう。

【親不知隧道・親不知トンネル・親不知煉瓦トンネルといろいろです】

ここは、上の写真にあるように鉄道遺産なんです。そうです。ここに来たいと言い始めたのはうちのテツ様w

しかし、上に書いたようにこの時間帯に来るべきところじゃないですよね。

【あそこまで行くんですよ】

【真っ暗ですわ】

ちなみに、入り口にケースが置かれてまして、中には懐中電灯が入っています。これで足元を照らして歩いてくださいと。これがまたLEDじゃないよなという色と明るさでして、なかなか雰囲気を出してくれますw

【長さは670m】

【雰囲気ありますなぁ】

途中の待避所の跡には、トンネルについての豆知識コーナーが。

【暗闇の中、立ち止まって見てしまいます】

【これを使う状態になったら、かなりまずいでしょ】

こうして歩くこと13、4分。ようやく反対側に到着です。

【まぶしいですなぁ】

上を見上げるとなにやら塊が。

【コウモリの群れです】

もうすぐ、活動時間に入りますね、彼らは。

【外に出ました】

こうして見ると、立派な造りですよね。ここから足元を除くとこんな場所ですよ。

【ザパ~ン】

そして反対側には、ここに鉄路が続いていた跡が、草木に囲まれつつ、まだその姿をとどめていました。

【あちらは石積みですかね】

こんなところに鉄道を走らせた先人の知恵、努力、そして勇気を思うと、何ともたまらない気持ちになります。きっと、こうしたライフラインを通すことが、人々の生活を確実に向上させていくのだという使命感が原動力になっていたのでしょう。

よく「地図に残る仕事」と言いますが、こうやって、自分の死後も長く残る仕事を行うって素敵だなと思いますね。その携わった一人一人の事はいずれ歴史の中に埋もれていくんでしょうが、この跡地は草木に埋もれたとしても形はずいぶん長いこと残ることでしょう。

それでは、ここからは登り返し。

【なかなかハードでした】

斜度だけで行ったら、初日の八方尾根より急でしたねw

さて、上りきったところは『市道 親不知コミュニティロード』と名のついた歩道になっています。

【駐車場に向かいます】

【こんな景色を眺めながら】

さて、この先はなんと再びのブラタモスポットw そしてこの旅でひょっとしたら最高の風景を味わうことができました。

といったところで、続きはまた明日です。