今日も咳の調子は変わらず。一進一退というより〇進〇退(ゼロシンゼロタイ)って調子ですね。
のどの痛みはちょっと感じるけれど、ひどい時に比べると20分の1くらいでほとんど支障はありません。咳は出ないときはしばらく出ませんが、出始めるとそこそこ咳込みます。ちょうど薬(コンタック→1日2回で12時間持続)が切れたころがやはりひどくて、一度は咳中枢が大いに刺激されたのか、せき込みながら吐き気がしました💦 まぁそれは一度だけですけど。
あ、でも、痰はあまり気にならなくなってきましたね。一昨日辺りはかなり気になりましたが、今は純粋に咳だけって感じが強いです。
同じような状況が、ちょうど10年前にありまして、1か月くらいコンコンという咳が止まらなかったことがありました。その時は週替わりでいくつかの病院を回ったんですが、薬を出してもらって1週間飲んでも治らず、あの病院はダメだから次はここだ、っていう感じで3つほど転々とし、最終的にはあきらめて病院に行くのをやめたら1週間ほどで軽快しました。今回もそういうパターンかなぁ・・・
さて、京都の旅は金戒光明寺の続きです。
金戒光明寺自体は何度も訪れたことがあるのですが、それは真如堂から歩いて丸太町通に抜けるために通り過ぎたというのに等しく、じっくりと拝観したのは今回が初めてでした。それだけに、こんなに素晴らしいお庭がまだ京都にあったのかという感動もひとしおでした。
この、紐で十字縛りにされている石は関守石というそうです。「ここからは立ち入りできません」の目印として置かれているとのこと。この年になるまで知りませんでした💦
紫雲の庭は、周りを建物や樹木で囲われているのと、この日はそれにもまして風がほとんどなかったため、池に映る紅葉もきれいに見ることができました。
蔵の白い壁と黒い瓦屋根。そこにかぶさるように赤い紅葉という風景も、とても目を楽しませてくれました。どちらを見ても見ごたえがあって、ワクワクしっぱなしでした。
HDRのこのわざとらしさも、慣れてくると、これはこれで面白いですね。AIが出力してくる画像ってこんな雰囲気のものが多いようにも思いますけど。
こちらのポイント、少し角度を変えながらたくさん景色を楽しんで、写真もそれなりの枚数を撮ってしまいました。これだけ楽しめるお庭というのもなかなかありません。
そういえば、前日に回った嵐山のお寺は、池がないんですよね。その分紅葉そのものがダイレクトに目に入ってくるのですが、こうした池泉式の庭園というのもやっぱりいいものだなぁと思いました。
さて、存分にお庭を堪能しまして、そろそろお庭を後にします。
この後、摩訶不思議な虎の襖絵なんてのも見方を教えていただいたりして。
この虎の絵、見る角度を変えると、ちょっと小太りに見えたりすらっとしたスタイルに見えたり。奥のふすまは並びを変えると3頭いる虎が2頭になったり。また、その中の一番右の虎は、どこから見ても目が合うように作られていたり。
近くにいた係の方に一つ一つ教えていただきました。
さて、こうして拝観を終えて外に出ますと、正面にも濃い赤の紅葉がありました。
木の下に入り込んで見上げるようにして撮ると、葉の数と色に圧倒されます。
と、こんな感じで紅葉を堪能しました。
ところでこの金戒光明寺、今回記事を書くのに調べてて初めて知ったのですが、浄土宗で最初のお寺だったんですね。
十五歳で比叡山に登られた上人が承安5年(1175年)四十三歳の時お念仏の教えを広めるために、山頂の石の上でお念仏をされた時、紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことからこの地に草庵をむすばれた。
法然上人がはじめて草庵を営まれた地である。
とのことでした(公式サイトより)。
この後最後に、共通拝観券で入ることのできる山門に上らせていただきましたが、山門は入り口から出口まで撮影禁止とのこと。公式のインスタに、上から見える風景が垣間見られるものがあげられていたので、そちらをあげておきましょう。
近くのお寺の屋根を見たらソーラーパネルが載せられていて、小僧と「あれが最新式の寺ってわけだな」とうそぶいていたことが一番記憶に残ってるかもw
というわけで、次は真如堂に向かいます。