今日の調子はちょっと前進です。
まだ咳が出だすとしばらく止まらないことはありますが、咳が出るときの喉の変な感じがだいぶ減りまして、咳込むことがだいぶ減りました。
声も昨日まではまだ風邪をひいたときの声だったんですが、今日になったらだいぶすんなり声が出るようになりまして。このままいってくれれば、この土日でだいぶ回復しそうです。
明日の朝、順調だといいなぁ。
さて、京都の旅は真如堂から次なる目的地へ。白川通りを北上し、ラーメンでお腹を満たしてから圓光寺へと向かいました。
訪れたラーメン屋は『京都北白川ラーメン魁力屋 本店』。全国にチェーンが広がっており、今は19都府県にラーメン以外の店舗も含めて145軒の店舗があるようです。地元の市内にもありますから、別にここでわざわざ食べなくてもいいのかもしれませんが、以前この辺りに来た時にたまたま入って、それなりにおいしかったので、なんとなくこの辺りに来ると寄ってしまいます。
ちなみにこの一乗寺界隈、京都ではラーメン激戦区として知られてまして、あの『天下一品』も一乗寺が発祥の地であるとのこと。
こちらの記事で扱われている、天天有と高安には行ったことがあります。どちらもかなり混雑していて、ずいぶん待った記憶が。そういった点では、魁力屋はそこまで待たずに席に案内されてよかったかなw
小僧はこれに普通のラーメンも食べてましたから、食べきれるのかなと思いましたが、見事に完食。朝がトーストだけでしたし、その後自転車で移動してますから、お腹が減っていたのかな。
こうしてお腹を満たしたら圓光寺へ。
実はこの白川通からお寺のあるあたりは、比叡山に連なる山の裾野にあたるため、そこそこの坂を上っていかなければなりません。
650mで15mの高低差ですが、急な所では200mで10mほど上がっています。1kmに直したら50mですから、いわゆる『50‰(パーミル)』になりますね。これ、鉄道界隈ではそれなりの急こう配になります。さすがに大井川鐵道の90‰や箱根登山電車の80‰にはかないませんが、『全国登山鉄道‰会』に参加しているその他の鉄道では50‰というのが多いんです。
普通の自転車なら、えっちらおっちらと立ち漕ぎをして進んでいくところなんでしょうが、今回は電動アシストサイクルを借りているので、この辺りは非常に助かりました。サドルを後ろから押されているかのようにグイグイ上がっていくんですよね。こりゃ、電動アシストサイクル、売れるわと思いましたw
右の方に停めている2台が、今回借りたシェアサイクルです。YAMAHAのPASなんですよね。ここまで座ったままで上がってくることができました。
さて、圓光寺は斜面にあるので、全体としては下の道から数えて4段の構造になっています。1段目は道と山門。2段目は上の写真の駐車場。3段目はお庭。4段目は境内といった具合です。
ところがですね、こちらのお庭、10年前まではこんな感じだったんです。
奥に見える隣のお寺の建物が同じというのが分かるでしょうか。
圓光寺を初めて訪れたのは2008年でした。その時はまだ、この一乗寺界隈自体がガイドブックなどでもあまり扱われておらず、しかし庭のすばらしさは当時から今でも変わらないものがあるので、我が家にとっては穴場中の穴場といった場所でした。
ところがその後、ガイドブックでこちらの十牛の庭が紹介でもされたんでしょうか。2012年に行ってみたら突然観光客が増え、中に入るのに行列に並ぶ始末。そして、上の写真の2013年には、この上のそれまで普通の庭だったところが突然作庭されていて驚いたものでした。
この場所、以前はこんな感じだったんですけどね。真ん中の辺りの、緑色をした少し丸い屋根で比較してもらうとわかりやすいかな。撮影場所は少しずれていますが、同じ庭の位置です。
こりゃ、観光客が来るようになって、圓光寺さん、ずいぶん儲けたんだなぁってかみさんといつも話していますw
というわけで、今年は久々の訪問だったのですが、以前より少し減ったものの訪問客の数は相変わらずといった感じでした。
さて、庭の中にはどういうわけだか、行くと必ず撮っている定点観測の立木があります。
枝が折れたのか剪定されたのか、少しずつ枝が減っていますね。今年も減ってしまったようで。それにしても、ここで見るだけだと、2008年の写真が一番好きだなぁw
さて、圓光寺の楽しみはここだけではありません。
今年は、金戒光明寺で池に映る紅葉を見てから、ちょっとそれにはまってたきらいがありますねw
と、このような写真を撮りながら、圓光寺に来る楽しみのひとつである、裏山に向かったのでした。
といったところで、続きはまた明日です。