小僧がスキー場で骨折したのは今から5年前。
この時のことは、今思い出してもやっぱりちょっとつらいですね。避けることができなかったのかと考えると、なかなか予見するのは難しかったとも思うし、でももう少しどこか慎重に臨んでいればとも思うし。
救いは、それでも回復して、今では普通に運動ができること。そして、ようやくスキー復帰の目が出てきたことでしょうか。
当然ですが、骨折したシーズンはその後のスキーは無し。翌年も、小僧自身が行きたがらず、こちらもそりゃ仕方ないなと。ただ、その次の年(3年前)は、ちょっと行こうかなという気持ちになりつつあったんです。
ところが、その冬からあれよあれよとコロナが蔓延。スキーどころではなくなってしまいました。
基本的には屋外で行うアクティビティですから、感染リスクは比較的少ないはずですが、どうしても避けられないのがトイレ。その他の、着替えや食事などはアミティの中で十分ですが、マルチルームレスのアミティではやはりトイレを設置してそこで用を足すのはハードルが高いです。
そのため、昨年5月の5類移行までは、しばらくお預けということにしていました。
そして今年。というか今シーズン。いよいよコロナを気にする必要もなくなりましたし、そろそろスキー復帰はどうだと小僧に打診をしていたのでした。
最初は色よい返事が出てきませんでしたが、「スキーは自転車と同じで、一度できるようになったことは(ゲレンデを下って来る程度のレベルなら)そうそう忘れないよ」と説得しつつ、「もしおうちの人のOKがもらえたら、友達を連れてっても構わない」と伝えたところ、その友達もおうちの人も乗り気になってくれたため、我が家の3人+お友達1人の4人で、スキーに出かけることにしました。
友達は、スキーはもちろん、雪を実際に見るのも初めてというのと、キャンピングカーで寝るのも初めてということで、とても楽しみにしてくれたようです。
というわけで、仕事を終えて準備を済ませた金曜の夜。20時45分頃に出発と相成りました。目的地は道の駅こぶちさわ。およそ2時間の道のりで、23時前には到着・・・の予定でしたが。
この日はこんなことがありましてね。
市内を通る新東名のトンネル内で、16時ごろにキャリアカーから出火した火事は、我々が出発する少し前の20時ごろに鎮火、21時ごろには上り線の通行止めが解除されたのですが、出発した頃はまだ情報が錯綜していてはっきりしたことが分からず。
ただ、中部横断道には大きな影響は出ていないだろうと考え、東名から新東名へとつながるJCTの途中にある清水いはらICから高速に乗る作戦を立てました。
自宅からだと、上の3ルートのうち新東名ルートが最もスムーズです。ICまでは少し距離がありますが、高速に乗ってから中部横断道までの道のりが最も短く、ICまで行くのも混む道ではないので、通常ならこのルートです。ただし、出発時点ではこのルートの上下線ともに通行止めとなっていて、選択肢にはなり得ませんでした。
また、東名ルートも一瞬考えましたが、16時からの通行止めで迂回してきた車が溢れているという情報が入ってきたので、そちらもアウト。
今乗ってる新東名スーパーライナー(名古屋17:30、JRバステック1902)、新静岡→新清水JCTとかいうほぼど真ん中が車両火災の通行止めで全区間東名迂回しててただの『(直行)東名スーパーライナー』になってる pic.twitter.com/ymmRTESpkw
— りょう🐺🦊㊗️小市民アニメ化🌾辰年4周目鶏🐔🌱⛓🖤ྀི (@Ryo_R158) February 9, 2024
こちらのツイートの4枚目、19時25分の時点で、東名にも渋滞が確認できます。
というわけで、上の図の青い線、バイパスルートをとったのですが、結局こちらもアウトでして😢
この高架は東名高速の上を通過しているので、ちょうど交差しているところで眺めてみたら、東名も真っ赤なテールランプが数珠つなぎになっていて、結局一番の正解は、バイパスでもない普通の国道1号線で清水インター付近に接近することだったらしいですw
幸いというかなんというか、以前の勤め先がこの辺りにあって、裏道も熟知していたので、途中からバイパスをそれて裏道へと進入。そこから清水いはらICへと抜けて、ようやく21時50分頃に高速に乗ることができたのでした。市内を抜けるのに、通常なら25~30分ほどのところを、倍以上の時間がかかりました💦
さて、高速に乗ってからは渋滞もなく、というか、時折自分が大名行列の先頭になって迷惑をかけるくらいでして、所々で後続の車に先行してもらいながら、ひとまず22時45分頃に『道の駅ふじかわ』でトイレ休憩。
オーナーさんに話しかける勇気がなかったなー。
トイレを写真に収めた後、ポスターがなんとも素敵で、思わず写真に撮ってしまいました。
ところで、こちらに向かう途中、身延の辺りから道路わきに雪の解け残りが見られるようになりまして。小僧の友達が窓の外を見ながら
「あっ雪だ」
「俺、雪見るの、初めて」
と喜んでいるのが何とも微笑ましく。そうしたら道の駅にはこの雪の塊でして。
雪無し県、静岡の子供たちは、この程度の雪でも大はしゃぎですわ。
というわけで、ちょっくら休憩の後、さらに45分ほど走って23時半に無事目的地に到着しました。
というわけで、どうにか金曜日のうちに移動を済ませることができました。このあとはさっさと寝る支度をして、就寝。
小僧と友達はバンクの上に寝かせて、私とかみさんはダイネットです。小僧は骨折が治った後に、寝ぼけてバンクから落下するという事件も起こしているので(幸いケガはなし)、バンクであまり寝たがらなかったのですが、今回はさすがに友達と一緒というのと、落下防止のため、進行方向と同じ向きに寝ることにしたので、落下事故は起きずに済みましたw
といったところで、続きは翌朝のお目覚めからです。