今日は1日雨模様。実はこの2日間、『グランシップトレインフェスタ』という催しが行われていて、今日は『さわやかウォーキング』も同時開催。いつもは入れない静岡貨物駅に入れるとのことだったのですが、小僧にどうするか聞いたところ、「今日はいいかな」とのこと。
まぁこのトレインフェスタも10年ほど通って、内容はだいたい分かっているし、今年も大体おなじみの内容みたいですからね。しかし、いよいよこうした催しにも「行かない」という選択肢ができるようになってしまったのかと、ちょっと寂しい気分にも。
まぁ、子供が成長するってそういうことなんですよね。またそのうち、テツ友ができれば、自分たちで行くようになるのかもしれません。しかし今は、ミニ四駆友の方が優先らしく。今日もいつものホビースクエアには出かけたのでしたw
ちなみに昨日もホビースクエアにいたんですが、昨日はほぼ貸し切り状態。いつものメンバーもおらず、閉館の18時近くまで、見に来る人はポツポツいても、走らせているのは私と小僧だけでした。
先週のホビーショーの余波もあるのかお客さんもそれほど多くなく、ホビースクエアも17時50分頃には閉店準備状態。ちょうど帰り支度をしていたら館長さんから、「ついでにここの電源、切ってってもらっていい?」と頼まれw
普通なら見ることのできない、こんな館内を眺めながら退館したのでしたw
常連として信頼していただいているってことで、ありがたい話ですw
さて、鹿島海軍航空隊跡ですが、今回のライドに費やした約6時間のうち3分の1にあたり2時間を過ごしただけあってレポが長引きました💦 そろそろ見学を終えてサイクリングに戻りましょう。
唯一建造物として体を成していた本庁舎の建物から出ると、その裏手へと順路が続いています。そちらにはまず、士官宿舎跡がありました。
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残っているのはほとんど基礎だけですが、ところどころ、お風呂の跡だったりトイレの跡だったりというのが分かるようになっていました。何となく感心したのは、トイレの便器ってこれだけの年月、風雨にさらされても白いんだなってw ここで用を足した方々も、80年後にまだこの白さで便器が残っていようとは、想像だにしなかっただろうなぁw
そういえば、こういう形式の消火栓って、昔はちょくちょく見かけた気がするんですが、最近はほとんど見ないなぁ。ちょっとググってみましたが、よくわかりませんでした。どこかにはあるのか、無くす傾向にあるのか、どんなもんなんでしょう。
ちょっと歩いて振り返ってみると、先ほどの本庁舎の裏側を見ることができます。半分ほどはつたに覆われてますね。ここがこうして置かれていた時間を感じます。
そして、最初に目についた高い煙突の場所に到着。こちらはボイラー室でした。沸かしたお湯を暖房に使ったりしていたそうです。他には・・・何に使ってたんだろう。ただ、こうした大きな施設では、ボイラー室というのは無くてはならないもののようですね。あまり考えたことなかったんですが。
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横にはしごがついてますが、さすがにこれを登る気にはなれませんね💦
煙突と反対側に回ると、建物への入り口があります。
この建物は、比較的屋根がしっかり残っているため、中も比較的きれいな状態が保たれていました。もちろん公開に向けて整備したんでしょうけど、屋根の部分までは手が入っていないでしょうから、大したものだと思います。
左側の扉?には、『東京 安藤鐵工所 月島』と書かれています。そのままググってみると、1975年ごろに倒産したとの記事。オイルショックの余波とかなんでしょうか。だとしたら、円高にあえぐ今の日本となんとなく重なるような気がしたり。
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この辺りで、写真を撮るのに必死になっている間に、小僧とかみさんには完全に置いて行かれましたので、ちょっと先を急ぎました。
物干しというより、高鉄棒のようにしか思えないのですが。バスケットボールのゴールの高さが305cmだそうですから、2.4mだと、ジャンプすればなんとか届くくらいですかね。高校生の頃、垂れ下がっているゴールのネットには届きましたから。リングはとてもじゃないけど無理でした。
この手前が、最後の見どころとなる自力発電所跡。自家発電所じゃないんですね。自力ってところが、何となく軍隊っぽい響きです。「自分の力で何とかするぞ」みたいな感じで。とはいっても、自分たちで自転車をこいで発電するというわけではないのですが。
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こちらの遺構、フィナーレにふさわしいいでたちとも言えます。中に入ったところで見られるのがこの光景。
映画、『すずめの戸締り』の冒頭部分で、主人公のすずめが入り込み、扉を開けるシーンに出てきた廃墟を思い出します。そういえば『すずめの戸締り』は、《日本各地の廃墟に点在する災いの出口・“扉”を閉じていく少女の解放と成長を描くロードムービー》(Wikipediaより)でした。もう少し早くこの鹿島海軍航空隊跡が一般公開されていたら、映画の聖地になっていたかもしれません。
スマホの広角レンズで撮ったせいか、身体の各部のバランスがちょっとおかしいんですがw こんなに頭が小さくて足が大きい子供ではありませんw
こうして、最後の自力発電所跡を堪能したら、最初の車庫へと戻りました。
ウォークラリーの答え合わせも見事に正解してまして、景品として一人1枚ずつクリアファイルをもらいました。その後は、サイクリングと中の見学でかなり歩いていたので、休憩をすることに(休憩するために寄ったのに、ここまで休憩してませんでした)。持っていたカロリーメイトと売られていたジュースで腹ごしらえをして、20分ほどのんびり。
私にとって「みほ」は「三保」なんですが、このあたりでは「美浦」なんですよね。
ちなみに、JRA(日本中央競馬会)の関東側のトレーニングセンターがこの村(市でも町でもないんですよね)にはあるんですが、競馬を始めてすぐの頃は「みほ」と読むのを知らず、「みうら」って読んでました。
先程巡った敷地のすぐ横を走りだします。ゴールまで残り23km。時速18kmあたりで走ることにしていたので、休憩込みで1時間半くらいで着くでしょうか。
といったところで、続きはまた明日です。