From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

富士山で散歩してきました

今日は、高校の時の友達に誘われて、富士山に行ってきました。

と言っても、登山道自体はまだ封鎖中。入り口はバリケードでふさがれています。ただし、通り抜けできるスペースはあるので、そこから出入りしている方たちもいましたが、私たちは別ルートから。

5合目駐車場の脇から宝永山につながるルートがありますから、そこから宝永山に行き、6合目の山小屋の辺りまで歩いて、再び同じコースで宝永火口を経由しながら戻ってきました。まぁ、山登りと言うよりお散歩に近いです。

【2時間45分で4.5kmほど歩きました】

今日は天候に恵まれて、非常に良いお散歩日和。

現地の気温は15℃くらいで、風はやや冷たかったですが、太陽に照らされてもいたので、上はベースレイヤーにTシャツ+アームカバー、下はCW-Xのタイツにモンベルのハーフパンツという恰好。

足元は15年以上は履いているであろうトレッキングシューズを久々に引っ張り出してきました。

【ここは5合目と6合目の間のところ】

どういうわけかこちらの方から上がってきている方たちもそれなりにいましてw

どうやら、5合目のバリケードを突破してきているか、資材運搬用のブルドーザー専用であるブル道から入ってきていたようです。

まぁバリケードもどの程度の拘束力のものなのか、よくわかりません。

万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山「禁止」

となっているから、万全な準備をしていれば登っていいのだ、という解釈をしている方たちも少なからずいるようですし。

実際、私たちが入ったところから宝永山を経由して御殿場口に抜ければ、かなりのロングルートにはなりますが、山頂まで行けないことも無いはずです。そういう意味では、バリケードの在り方も中途半端なんですよねぇ。

とはいえ、私たちは最初の画像にあるように、バリケードの突破はしてませんからねw

【6合目の山小屋の手前です】

このあたりはもう雪も全くありません。登山道もしっかりしていて、歩くのには全く支障がない状態。小さなお子さんを連れた家族連れも散見されましたね。

【南側の風景】

駿河湾伊豆半島富士市街地、富士川、さった峠、三保半島、日本平と一望できます。

【宝永火口はここから15分くらいかな】
【当然ながら山小屋はまだ開いていません】

【ここから先もバリケード封鎖】

ちなみに、この先にも登っている方たちが見えました。今の時期だと、今日のような天気なら普通に山頂まで行けちゃいそうですね。

【今年は久しぶりに上まで行ってみようかな・・・】

ここから宝永火口へはほぼ水平移動。1か所だけ、岩のある所を横切りますが、あとは踏みならされた登山道をてくてく歩いて行くだけです。

【宝永火口に到着】

中に見える赤い丘は火口丘と呼ばれているところで、今回はそこまで行ってみることにしました。その奥に斜めの筋が見えますが、この筋のところをたどって登ると、その上が宝永山になります。

【赤の線のところをたどっていきます】

ここも、これといって危険なところはありません。火口に向かって下っていくと、10分弱で火口の中に到着です。

雄大ですねぇ】

【名標の向こうに見える赤い丘が火口丘】

この火口丘ですが、以前は火口丘にも登れたような気がするのですが、今は手前にロープが張られていて、入れないようになっていました。まぁ、何か所かは切れてしまっていて、実際には用をなしていないのですが💦

で、ここに来るとつい探してしまうのが、火山弾。時々、こんな筋の入った石を見つけることができます。

【けっこうきれいなのを見つけました】

これは、溶岩が噴出して空中を飛んでいる間に、空気抵抗などで溶岩が引き延ばされることで、こんな筋が入るんだそうです。

ちなみに、こちらとは別に、大きな岩もごろごろ転がっているのですが、これはどうやら落石なんじゃないかなと。

基本的には赤い石が多いのですが、色も形も全く異なるので、別のところから来たんだろうなぁと。

【けっこうな巨石もあります】

Youtubeで探すと、こんな動画がいくつかひっかかりますからね。

そうか、こういうのがあったから、火口丘に入れないようになっているのかもしれません。ちなみに、2009年に撮影された動画では、火口丘の上で落石を眺めている人たちが写っているので、やっぱり以前は入れたんだなぁと。

自分は幸いにも、これまでに6、7回宝永山に行ってますが、落石に遭ったことはありません。

【さて、駐車場に戻りましょう】
【途中、けっこう大きめの火山弾がありました】

【ここからは左奥へと下ります】

【この左側の縁のところを下ってきます】

このエリアは、斜度があって路面も滑りやすいため、上り下りがしにくくなっています。特に下りの時は、重心が後ろに傾くと転びやすくなるため、膝を少し曲げた状態で足の裏全体で設置し、気持ち重心が前目になるように歩いて行くと、滑りにくく進めると思います。

【こんなところを下ってきます】

あとは樹林帯を通って駐車場へと戻ります。

【緩い下り坂が続きます】

途中、ハエがブンブンとたかっているウ〇チがありまして、形状と量からするとひょっとしたらクマかも?と。

【こんな貼り紙もありましたし】

こんな高いところまで来るんかいなと思いましたが、火のない所に煙は立たぬとも言いますから、目撃情報があるんでしょう。実際、あのウ〇チはそれっぽかった・・・

このサイトの写真を参考にしましたが、どうかな。少なくとも、イノシシやシカ、サルのものとは違いました。

この地図でも、今回の場所に近いところでの目撃情報があるようです。

今回は、特にそうした危険もなく、無事に駐車場に到着。

【入り口にはブルドーザーが鎮座しております】

お腹が減ったので、焼きそばを食べて帰りました。

【こちらのお店に寄りました】

【普通の焼きそばと大盛焼きそば】

【しぐれ焼き】

しぐれ焼きは、以前別のお店でも食べましたが、ゆるキャン△にも出てきたことのある、富士宮市の隠れた名物です。久々に食べましたがおいしかったw そして、写真からもわかるでしょうか、こちらのお店、けっこう盛りが多くてお腹いっぱいになりました。炭水化物でお腹いっぱいの幸せですw 富士山を歩いて消費したカロリーは、全部取り戻しましたけどw

というわけで、久しぶりの山歩きでしたが、天気に恵まれてとても楽しい時間を過ごせました。