まあ、片道500kmを超えますからね。休憩を入れると片道10時間ほどかかるでしょう。電車だと、2倍の値段をかけて時間は2分の1になるという感じですね。うまくできています(*'▽')
旅先での楽しみは、その土地をジョギングすること。朝早起きして、写真を撮りながら6~10kmを1時間ほどかけて走ります。朝の時間帯というのは、観光客がまだほとんどおらず、地元の普段の生活感のある景色を見ることができるのがいいところです。また、車のスピードだと見落としてしまうような物にも、ジョギングのスピードだと気がつくことができるので、観光地としてでなくひとつの土地としてその場所を見るのにはいい機会になっています。
というわけで、岡谷で目覚めた朝は諏訪湖を目指してジョギングをしてきました。
諏訪湖というと、静岡県民になじみ深いのは、天竜川の水源であるということ。日本で9番目の長さを誇り、飯田線が走ってきた伊那谷を流れて遠州灘に流れ込む天竜川は、その流域の6割が長野県にあたります。静岡人にとってもなじみの深い河ですが、長野のみなさんにとってもそれは同じだろうと。
その出発点はこれまで見たことがありませんでしたので、今回が初めての訪問となりました。
宿から600mほど走ると天竜川の流れ出しに当たり、さらに800mほど走ると源流に到着です。
【流れ出す地点まで来ました】
【鎌倉街道にあたるそうです】
【源流の釜口水門】
【天竜の流れの源です】
【残り213km!(^^♪】
この流れが、下流部では滔々たる大河になるわけですね。
それにしても、源流部から既にこの水量。湖から流れ出ているのでそれは当たり前なのですが、源流というと、人里離れた山中の奥深くから染み出る一滴一滴・・・のようなイメージがあります。
天竜川は、長さだと全国9位、流域面積は12位と、どちらもトップクラスですが、それでも長さに対して流域面積は若干落ちるわけで、それでも水量が多いのは源流が湖であることも影響しているのでしょう。
で、ふと思ったのは、湖が源流となっている川は他にどんなものがあるのか。ひとまず、天竜川を含む上位10位の川の源流部について調べてみました。
というわけで、上位10河川のうち湖が源流となっているのは天竜川だけでした。
逆に、面積上位10湖沼からの流出河川はどうかと調べて見ると、以下の通りです。
2 霞ヶ浦 :特になし
3 サロマ湖:特になし
4 猪苗代湖:日橋川(25km)・安積疏水
5 中海 :特になし
7 宍道湖 :特になし
10 浜名湖 :特になし
:
というわけで、大河といえる川が流れ出ている湖というと、屈斜路湖くらいのようです。もちろん、その他の大きな川の支流にあたる湖はありますが、源流というとなかなか少ないようです。これはそもそも、内陸部に大きな湖があること自体がまれなようで、上のランキングを見ても上位10湖沼のうち半分の5つの湖が、流出河川特になし、つまり、ほぼ海沿いに位置していることによるものと考えられます。
ずいぶん長い脱線になりました。出発が近づいてきたので、あとはサラッと。
【4kmごとに目印となる施設があるのもいいですね】
湖畔には、様々な施設がありました。
【マレットゴルフ場】
走った辺りの走路はタータン状に整備されていました。折り返したところから先は砂利だったので、1周すべてがというわけではないようです。
【走りやすかったです】
で、途中でこんなのを見つけたりして。
【ちょっと判読不能でした】
【そこそこきれいになっています】
このあたりで折り返し。真ん中に見えるジャンクションの辺りからここまでやって来ました。
【けっこうあるな・・・】
湖畔の公園では、小さな駅伝大会が開かれていました。審判員などがしっかりいたので、小さいながらも運営はそれなりにされていたようです。途中、車道後と合流するところには、参加者の中からのボランティアか、誘導員もいました。
【湖畔のジョギングコースがコースになっていました】
最後にパノラマで。
【拡大してみてください】
さて、では出発です。