From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

GW後半はプチキャラバン ~地元静岡の名所と出会う~

新潟で見つかった2遺体が、遭難していた父子のものと確認されたそうですね。同い年の息子をもち、山もこれから行きたいなぁと思っている自分としては、重ねてしまう部分も多く、何とも切ない気持ちです。

お父さんにとって、息子と一緒に山に行くというワクワク感もあったのではないでしょうか。自分なら「こんなに歩けるようになったんだな」という、息子の成長を感じる機会になるだろうと思うだけで、ワクワクしてしまいます。

そして子どもも、お父さんと行く非日常の世界へのワクワク感があったろうと思います。

少しだけ、ほんの少しだけホッとする部分があったとすれば、最後までふたりが一緒にいて見つかったということでしょうか。ただ、その最後は壮絶なまでに辛い最後だったと思いますが・・・。どちらかが先に力尽きたでしょうから、残されたもう1人が力尽きるまでの心境を思うと心が痛みます。

ご冥福をお祈りいたします。

さて、明治村です。京都市電を下りるとこんな看板がありました。
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【あー、なるほど】

そうか、今年は明治が始まってから150年なんですね。特に何も知らずに明治村にやって来ましたが、調べてみたら
なんてのも設置されていて、サイトまでありました。

その割に、知名度が低いぞ、と思うのは私だけでしょうか。

個人的には、今の日本の在り方を紐解くのに明治という時代は最大のベースとなっていると思うので、もっとアピールを強めて行くべきだと思います。

子供の頃は、戦国時代が面白くてたまらなかったですが、大人になってみると、明治時代の面白さというのはそれにも増すものがありますからね。

さて、そんな明治の時代、静岡に建てられていた建物とここで出会うことができました。
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【坐漁荘(ざぎょそう)といいます】

この坐漁荘は、西園寺公望が政界を引退した後、興津に建てた別荘です。こちら明治村にあるのが移築された本物(?)ですが、地元静岡の興津にも15年ほど前に復元工事されたものがあり、一般公開されています。


建物は重要文化財に指定。数寄屋造住宅の貴重な現存例なのだそうです。
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【質素な感じですが、建材は上質なものをそろえているそうです】

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【興津って、こんなところなんですよ】

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【小川治兵衛!こりゃすごいですね】

さて、そして最もテンションが上がったのはこの掲示板。
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【家に帰ってさっそく見直しました】

私の明治時代への興味は、この『坂の上の雲』から始まったのです。高校時代から読み始め、大学、社会人といたるまで、何度読み返したか分かりません。20回は通して読んでいるはずです。

さらに、ドラマ化されるということで、そのためにボーナスが出るやいなやBDレコーダーを買いに走り、いまだに最高画質でレコーダーのHDに保存してあるほどです。

そんな坂の上の雲ラブな私を置いて、かみさんと小僧は
「おなかが減った」
と、食べ物がありそうな方に歩き始めていましたが・・・・
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【坐魚荘をふり返りながら後にします】

ここは高台にあるため、隣にあるため池を眺めることができました。ちなみにこのため池、入鹿池(いるかいけ)といって、世界かんがい施設遺産にも登録されており、香川の満濃池と全国一二を争う規模なのだそうです。
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【広かったです】

で、移動中には、大好物のこちらを発見。
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【名古屋の市電かな?】

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【ひもを引くと、チンチンと音が鳴ります】

ひとしきり、市電で遊んだら腹ごしらえ。
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【おいしかったです】

かみさんはこのあと、ビールと別の食べ物を求めていったん離脱。私は麺好きの小僧とこちらへ。
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【名古屋といえばきしめんですね】

私はそれほどおなかが減っていなかったので、串カツと白米に小僧のうどんの山菜をもらって昼食に。
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【わびしい・・・(´▽`)】

こうして、明治村ならではのテンションのまま、次に進みます。続きはまた明日です。