From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2023 ~名寄から稚内へ帰り道①~

北海道から帰ってきてからこのかた、ブロ友さんたちのブログやYouTubeでの復習に余念がありませんw

やっぱり、実際に自分で走ってみると、ブログや動画を見ても感じ方が全く違うんですよね。

これまで、『留萌』とか『美唄』なんて地名を聞いてもどこにあるのかちんぷんかんぷんでしたが、もはや自分で地図を書いて「だいたいこの辺~」って説明できちゃいますもんね。

頑張って稚内まで行った甲斐があったなぁと思います。

さて、その稚内からの鉄分補給。往路の稚内→名寄で宗谷本線の完乗を果たしたわけですが、同じルートを戻るということで、復路の名寄→稚内は写真を撮るポイントがある程度つかめています。そのため、載せておきたい写真が往路の倍くらい💦

というわけで、帰り道は2回シリーズになりそうです💦

到着した名寄駅。名寄は上川管内北部の中心都市であり、近年はもち米の有数の産地として知られているそうです。もち米って、普通のうるち米と近くで育てるとうるち米の花粉を受粉してしまい、もち米にならなくなってしまうんだそうです。

名寄地区・風連地区ともにもち米農家は、うるち米を作らずにもち米に限定して栽培する「もち米生産団地」を形成し、高い評価を得ている。もち米に限定して栽培する理由は、本来、もち米は野生では存在せず、人の手によってうるち米を改良した品種である。もち米は劣性遺伝のため、うるち米の花粉がついただけですぐにうるち米になる。うるち米が混入してしまうと、もち米の特徴である粘りが弱くなり、品質が落ちてしまう。そこで広域にわたってもち米に特化した栽培をすることで、うるち米の混入のない上質なもち米が出来上がる。(名寄もっともち米プロジェクト より)

もち米にそんな秘密があったとは知りませんでした。ちなみに名寄のもち米は生産できるほぼ北限に位置しており、赤福雪見だいふくに使われているそうです。間違いなくこれまでに口にしているなぁw

そんな名寄駅は、上川管内北部の中心ということもあり、かなり古い段階で鉄道がとおっていたようです。駅舎には至るところに『120周年』の文字が躍っていました。

【改札や窓口、券売機があるところ】

【あ、ちょうど昨日で120周年だったんですね】

【いったん外に出てみました】

【駅の外にも120周年】

【実はホームにもあったりします】

1903年って、山手線の池袋~田端が開業したり、ツール・ド・フランスや大リーグのワールドシリーズの第1回が開かれたり、大阪市電が開業したりした年なんですね。そして翌年には日露戦争が開戦。そんなころに、もうこの北の線路は誕生していたのかと思うと、なんともすごい歴史だなぁと感じます。

と、見て回る前に、稚内に戻る切符を購入していたんでした。旭川から来る列車ですし、ちょうど時間的にも利用しやすいタイミングなので席が取れるか心配でしたが、とりあえず3人並びでの席を確保することができました。

ほっと安心して駅の外に出たら、すぐ近くに観光案内所があったので行ってみることにしました。

【こちらの建物の入り口に観光案内所と看板があります】

【この建物は『駅前交流プラザよろーな』という施設なのでした】

【左が天塩川で右が名寄川

名寄は、天塩川名寄川が合流する内側に街が発展したんですね。

ちなみにこの天塩川、ここ何日かの記事によく出てきますが、実は日本で4番目の長さを誇る川なんですよ。1位の信濃川、2位の利根川辺りは出てくると思いますが、3位の釧路川となるとちょっとあやしく、この4位の天塩川(てしおがわ)にいたっては読み方が分からんという方も多いのでは。

これって山も同じで、1位の富士山、2位の北岳あたりまでは出てきても、3位の奥穂高になるとだいぶ怪しくなり、同じく3位の間ノ岳(あいのだけ)となると読み方が微妙になる感じがします。

【とてもきれいな建物でした】

レンタルサイクルがあったりお土産も売っていたりと、時間があれば名寄ももう少しゆっくり見て回りたい街でしたね。

でも今回は、名寄にいられるのは30分ちょっと。乗り遅れないように早めに駅に戻り、待ち時間を利用して駅の様子を写真に撮りながら戻る列車を待ちました。

【キハ54とH100 H100は2020年デビューの新車です】

【駅跨線橋の出口も、雪対策でしょうか、屋根付きになっています】

【列車が来るのが待ち遠しいね】

【復路の車両はこのかっこよさ】

稚内に向かって走り出したら、早速車内の探検に出かけましたw

はまなすラウンジは自由席】

【こんな素敵な車両があったとは】

こちらの車両、自由席なので思い思いに座れるんですが、4人掛けのボックス席を1人で占領している方ばかりで、最後までボックス席に座ることができませんでした。

右側の、窓に向いている座席は1人用のものも多かったので、そっちに座ってくれればいいのになぁ。家族3人で囲んでやればよかったかw

ちなみに1人用座席には、スマホを置きながら充電できるコンセントがついていました。

【これがまたなかなか便利そうでした】

さらに、売店もありました。行きのサロベツより帰りの宗谷の方が、完全に観光列車化してましたね。これは乗ってて楽しいですw

【小僧は缶バッジとカステラを購入】

ヘッドマークの手ぬぐいも】

【あまりの渋さに、小僧が思わず購入したカステラ】

フワッとしていてなかなかおいしかったです。こうした地元の会社が作っているもの、大切にしたいですねw

【指定席の車両はこんな感じ】

車いす用のスペースもありました】
【荷物置き場もあり 車掌さんの部屋もありw】
【洗面やトイレも新しくてきれいです】

こんな特集ページがありました。偶然ですがいい車両に乗れたみたいですw

【美深駅の看板、渋い】

【美深で下りる方たちもいましたね】

さて、帰りの電車旅はまだまだ続きますが、本日はこんなところで。