From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2023 ~稚内を楽しもう②~

今日の静岡は最高気温29.1℃と、久々に真夏日(最高気温30℃以上)には届かず。いつ以来かなぁと調べてみたら、8月16日に大雨が降った日が29.3℃で、それ以来でした。まぁその時は北海道にいたから、大雨にはあってないんですけど。

さらにその前は?と調べてみると、なんと7月6日まで遡らなければなりません。つまり、この2ヶ月の間に真夏日にならなかった日は今日をいれても3日程度しかなかったということになります。そりゃ暑いわけです。8月は31日中30日が真夏日なんですから💦

そう思って過去データで8月の真夏日ではなかった日の数をさらってみると、

  • 2022年:6日
  • 2021年:8日
  • 2020年:1日
  • 2019年:1日
  • 2018年:3日
  • 2017年:5日
  • 2016年:1日
  • 2015年:10日
  • 2014年:10日
  • 2013年:3日

となってまして、今年が特に顕著だったかと言うと実はそこまでではないということも分かりました💦

しかもこれより前、今から28年前の1995年8月の静岡は、31日間すべてが真夏日。最高気温が38℃台という日も2日記録しています。今年は一番暑かったのが8月4日の36.3℃ですから、静岡に関していえば、今年がこれまでで一番暑い夏だったかというと、実はそうでもなかったというw

ただ、この1995年ってホントに異常でして。8月なのに降水量が18.5mmしかなかったんですよ。1946年に12.3mmなんていうのもあるのですが、この2回が突出して少ないです。他の年を見ても、降水量が少ない年は比較的最高気温の平均は高い傾向にあります。しかし、今年は344mmでして、これはここ20年で2番目の多さですから、やっぱりおかしいのかもw

で、(話を元に戻して)このまま涼しくなっていくといいなぁと思いましたがそうはいかず、明日は台風のおかげ(?)で2日連続の30℃未満予報ですが、土曜日からはまたしばらく真夏日予報になっています。

【東京大会の頃も微妙だなぁ・・・w】

こうなると、長袖が必要だった稚内がホント懐かしいw

気温に加えて強風も吹いてましたから、涼しいというより寒いというレベルでしたけど💦

そんな中お邪魔したのが、稚内市立ノシャップ寒流水族館

言うまでもなく、最北の水族館ですw

こじんまりとしていて、お世辞にも「ばえる」とは言えませんが、どことなくアットホームで、最北なのに温かみを感じる雰囲気がありました。

【アザラシコーナー】

【お姉さんに甘えてましたね】

【最近の水族館では定番のタッチプール】

【ナマコの触感って、なんともいえませんよね】

【手書きのポップがいたるところにありました】
【いろんな奴らに出会えますw】

【こちらは回遊水槽】
【ヒラメ(カレイ?)が泳いでいたり、オオカミウオがいたり】

回遊水槽の中にはイトウもいまして、なかなかの迫力でしたが、どうしてもヒラヒラと泳ぐヒラメだかカレイだかの姿の方に目を奪われてしまいました。

彼らはなかなか芸達者でして、別の水槽では私達の方にお腹の方を向けて上に行ったり下に行ったりしているやつもw

【あんまりこういう姿は見たこと無いなぁ 右側はタコの卵です】

他の大きな水族館に行って巨大水槽を見ていると、たいていその上に行ったり下に行ったりするのは、エイがそのお役目をしていることが多いんですけどね。ヒラメ(カレイ)は普通に底の砂のところにいることがほとんどだと思うので、こうしてガラスにへばりついてお腹の方を見せてくれるのは珍しいような気がします。

で、水族館だけでかなりの枚数の写真を撮ったんですが、その他にも紹介したい写真がたんまりあるので、ここまでにしておいてw

すぐお隣の稚内市青少年科学館にお邪魔しました。

こちら、見た目の外観はだいぶ年季が入ってましたが、中の施設はそれなりに更新されて新しいものも入っていて、特にうちの小僧くらいの子供にはちょうど楽しめるくらいの構成になっていました。

【大人がやっても意外と楽しい】

【これはうちにあるなぁ・・・w】

このキャタピラーカーは、タミヤさんの製品ですね。5、6年前に買ったのが今でも家にあるはずです。

他には、実際の街を模した、発電や光通信などを体験できるブースもあったり。

【ここも、大人がやってみても「なるほど」と感じました】

そしてこちらの科学館の一番の売りはこれかもしれません。静岡とか浜松の科学館には小僧を連れて何度か行ってますが、こちらの関係のものは見たことないし、静岡にあっても「なんで?」って感じになってしまうでしょう。

何のことかと言うと、『南極越冬隊』関連の展示ですね。

【タロジロと言えば、『南極物語』の世代なんですよ】
【この犬ぞりは南極で実際に使用されたものだそうです】
昭和基地ライブカメラがあるとは】

【さらに資料館があるとのこと】

【別棟になっていました】

資料展示コーナーの建物への移動が寒かったw 左の入り口から急いで中に入りました。すると、いきなりこいつがお出迎え。

【いや、歯をむいてるじゃん💦】

建物の中には、南極の昭和基地で使われた居住棟が置かれていました。

【こんな中で過ごしたんですねぇ】

いやいや、まさしく最北の科学館にふさわしい展示だったと言えましょう。『南極物語』をもう一度見たくなりました。なんせ、それなりに子供にも薦められていた映画でしたが、出演者は高倉健さん、渡瀬恒彦さん、岡田英次さん、夏目雅子さん、荻野目慶子さん、佐藤浩市さんとそうそうたるメンバーでしたから。

こうして、水族館も科学館も、予想以上の満足度であとにすることができました、

さて、そこから向かったのは、先ほどレーダーが見えた丘陵地帯にある稚内公園。やっぱり高いところからの見晴らしって理屈抜きに楽しいですからw

【到着したのは16時45分頃】

【公園からはこの展望です】
【防波堤ドーム、駐車場も見えました】

【あれは、利尻・礼文に向かうフェリーでしょうか】

園内にはいくつかの碑が建てられていました。ここに来て初めて知るものばかりですが、樺太に関わるところがやはり稚内ならではなのだなと。

【涙なしには読めません】

【これほど悲しい「さようなら」があるでしょうか】

樺太という故郷を失った方もたくさんいたことでしょう】

【この日、残念ながら樺太は見えませんでした】

【この海の向こうに樺太があるんですね・・・】

【左奥に見えるのは開基百年記念塔・北方記念館】

記念塔にも行ってみればよかったなぁ。6月~9月は午前9時から午後9時まで開館しているんだそうです。抜群の眺望だとか。これは来年以降の宿題ができましたね。忘れ物は取りに行かなければw

と言いつつ、午後だけで回っている割にはさらに別の見所へ。

稚内港北防波堤ドームです】

【これはまさに曲線美】

【この重なりというか連なりがまたたまりません】
【しかも鉄分補給にもなっているというw】

【先端部は修繕中でした】
【稚泊航路記念碑でなぜか一礼する小僧w】

【でも、見逃してもらえるっていう噂も聞きましたがw】

【すぐ横に、車中泊組が集まっていました】
横綱大鵬に、このような逸話があったとは知りませんでした】

稚内はただの最北の地ではなく、樺太との中継点でもあるんだなということを再認識した、午後の稚内散策でした。

とは言え、まだおしまいではありません。さらに最北の○○に行ったり、夕食難民になったりしますw 続きはまた明日です。