※今回は肝心のブツの写真が1枚もなく、証拠の品は存在しませんが、けして妄想ではありませんことをまずもってお知らせいたしますw
昨日のことですが、かみさんが帰ってくるのが遅くなりそうということで、夕食を作ることになりました。それで小僧に何を食べたいか聞いたら、
「チャーハン。それと、中華料理屋で出てくる卵のスープ」
とのリクエスト。
んー、チャーハンって苦手なんだよなぁ。どうしてもご飯がパラパラにならないし。と思いましたが、そういえばちょっと前にたまたま、ラーメンとチャーハンそれぞれ5人前を作るって動画を目にしてまして。
それを見た時に「おや?」って思ったんですよね。
けっこう、そこの親父、鍋を火にかけてほったらかしにしてる時間が長いなぁって。
うちでそんなことしたら、卵もご飯も焦げ目がついちゃうのに、けっこうな強火の中でどういうわけだか焦げてるわけでもないし。
で、もう一度見てみたら「ひょっとして」ってことに気付きまして。とりあえず試してみるかなと思い、材料を買いに行くところからスタート。
具材は小僧と相談しながら決めて、
- 卵
- 焼き豚
- カニカマ
- 細ネギ
- シーチキン(油漬け)←これは家にありました
- 玉ねぎ←これも家にありました
にしました。けっこう具沢山。
あとの卵スープについてはこちらを参考に。
これ、ホント簡単でしたよ。3分では作れませんでしたけど、10分くらいでできました。とろみのための片栗粉、買い忘れなくてよかったです。それこそ、キャンプでも作れそうです。
で、肝心のチャーハンですが。
卵やご飯を火にかけっぱなしにしていても焦げ付かない、その上でご飯がパラパラになるというのは、ひょっとしたら油がポイントなんじゃないかと。
それで、上の中華お玉の3割くらいの油を鍋に入れてみました。
これまでは、全体にまんべんなく油がつくくらいの量でやっていて、鍋の底に油だまりができるなんて状態だと「こりゃ油が多すぎだわ」と減らしていたくらいなんですが、今回は油だまりが余裕でできる量の油を投入。
そして、そこに溶いた卵をさっと流し込むと、おぉ、まさに動画で見たような卵の状態ができるじゃないですか。
次にご飯を投入して、お玉の先で切るような感じで卵と混ぜていくと。おぉ、ご飯と卵がうまく混ざりながら、パラパラしてきましたよ♬
さらに玉ねぎを投入して混ぜ合わせていき、少し火が通ったかなというところで、細切れにしておいた焼き豚とカニカマ、そしてシーチキンをあらかじめ混ぜておいたものを一気に投入。すると、シーチキンの油がまたいい仕事をしてくれて、少し固まりそうになっていたご飯をうまくほぐしてくれました。
結果・・・生まれて初めてパラパラチャーハンを作ることができました(^^)v
というわけで、チャーハンを作るには「多すぎじゃね?」と思うくらいの油を投入するとうまくいくみたいです。
そういえば、今までに作ったチャーハンって、お店のに比べると油っ気がなかったなぁと思います。お店によっては、ラードっぽいかんじでギトギトのチャーハンも出てきますしね。あれはあれでちょっと多すぎかなとも思いますけどw
ただ、あれだけ油があれば、最初、鍋と具材の間に油が入り込んでいるため、多少ほったらかしにしておいても、すぐには焦げないんじゃないかなと勝手に推測しています。
その動画を探したんですが、FacebookかInstagramのショート動画みたいので見ただけなので、YouTubeでは見つかりませんでした。比較的感じが伝わりやすいのがこちらかな。
27秒くらいのところ、油の量はまさにあんな感じです。そして、卵を入れてからご飯を入れるまでが早いですねー。自分はそこでもたついてしまったのですが、どうやら外側は油のおかげでサッと固まってますが、その分内側は固まるまで少し時間がかかり、その間にご飯を投入してご飯と卵を絡ませるようです。そこでうまく絡まれば、あとは勝手にほぐれていくというか。おたまの先と背中を使ってやるとやりやすいです。これ、菜箸やしゃもじではできないですね。
今度作る時は、この卵からご飯のところを、もっと手早くやってみたいと思います。あとは写真を忘れずに撮ることですねw
具材的には今回のメンツがなかなかいいかな。具材自体の味もあるので、塩コショウはサッと振っただけです。それでも十分美味しくなったと自画自賛しております。
いずれにしても、この年になっても新しい発見があるのは楽しいですねぇ。といったところで、本日はおしまいです。