八代亜紀さんが亡くなったとのニュースに驚きました。
何かその、特別な思い入れがあるというわけではないのですが、自分が子供の頃から知っている方が亡くなったと聞くと、自分も年を取ったのだなと思うとともに、時間は着々と進んでいるんだなぁと感じずにはいられません。
73歳とのことでまだまだお若いですよね。それこそ、私の好きな小田和正さんは76歳で、アリーナツアーの最年長記録を更新しています。運命とはいえ、そうなかなか割り切れるものでもありません。
また、能登では被害が日に日に大きなものになってきています。死者の数も安否不明者の数も増えるばかり。いったいいかほどの方が亡くなられたのか、いまだ先が見えません。令和の世になっても、こんなことが起きるのかとも思いましたが、逆に令和だからということも言えるようです。
というのも、地方の人口は減少しているところがほとんどで、能登の家々も後に住む人がいないため改築などができないお宅が多かったとか。そうして耐震が不十分なところに震度7の地震が襲ったという見方もあるようです。
ただ、亡くなった方を取り戻すことはできませんが、地域やコミュニティというものを甦らせることはできると思います。不死鳥のように復活できるように、募金などできることをしていけたらと思います。
さて、今日は不死鳥ならぬ『ひのとり』の紹介です。
行きに撮った写真が主ですが、撮り足らなくて帰りに撮ったものも交えて車内を紹介したいと思います。
『ひのとり』は編成の両端にハイデッカー(床が高くなっており景色が見やすい車両のこと)の車両が配置され、それぞれプレミアム車両ということになっています。プレミアム車両は全席3列(2席+1席)シートで広々としており、今回私たちが往復乗車したレギュラー車両の予約が2割弱しか埋まっていない段階でも、既に9割の予約が埋まっている状態でした。
名古屋~大阪間を乗車した場合、
- プレミアム:特急料金1930円+ひのとりプレミアム料金900円 合計2830円
- レギュラー:特急料金1930円+ひのとりレギュラー料金200円 合計2130円
となります。700円の違いならプレミアムに乗った方がお得な印象さえあります。だって、こんなですよ。
空いてればこちらに座りたくなりますね。とはいえ、行きの列車ではレギュラーもほぼ満員でした。けして座席は悪くないんですよ。プレミアムが良すぎるだけで。
新幹線で言えば、プレミアムはグランクラス、レギュラーはグリーン車って感じだと思います。
ちなみに、レギュラー車両はこちら。
実際の使用風景はこんなです。
このひじ掛けからテーブルが出てくる仕組みは、昔の国鉄車両を思い出して懐かしい気持ちになるんですよねw
バックシェルになっているということで、背もたれを倒しても後ろの席の方には迷惑にならないのがいいですね。
そういえば、倒れ具合を記録するのを忘れましたw
前後の席の間も大きくとられています。レギュラーで116cm、プレミアムでは130cmとのこと。ちなみに新幹線の普通車は104cm、グリーン車とグランクラスはそれぞれ、ひのとりのレギュラーとプレミアムと同じ116cmと130cmとのことなので、新幹線を意識して作られているかもしれませんね。
さて、車内探検にも当然出かけました。まずはプレミアム車両へ。ここはハイデッカーなので客席に行くには階段を上がるようになっています。そしてその階段の傍らには、前後どちらの車両にもカップコーヒーやおつまみの自販機が設置されていました。
注意される前にそそくさと退散しました💦
車いすの方でも安心して利用できるようになっていました。
いや、ここのベンチは、そのままゴロンと横になって寝たかったw
乗ってみると、本当に満足度が高い列車でした。
名古屋から大阪まで、今回のルートなら2時間で4990円。新幹線(名古屋~新大阪)ならその半分以下の時間で6270円。ただしグリーン車だともう少し高くなります。
時間を選ぶなら新幹線ですが、旅を選ぶならひのとりで行きたいところかなぁw
機会があれば、ぜひご乗車されることをお勧めいたします。