さて、先週はホームコースでもある静岡ホビースクエアで行われた大会で、初優勝を遂げたわけですが、今日は2週連続の大会となりまして、ステーションチャレンジに参加してきました。
結果は、2週連続表彰台の3位入賞!
ちなみに今回は、実質ジュニア向けのチューンクラスに参加してきました。中学生までの参加です。大人向けのダッシュクラスは、ガチ勢がわんさかいるので、さすがに私は参加する気になれず、付き添いということに。
このクラス分けは以前も説明したかもしれませんが、モーターの種類によるものになります。
上に挙げられているモーターは、ミニ四駆界ではどちらかというと初心者向けに設定されていることになっています。
こちらを見るとわかると思いますが、もう一つのクラスの『ダッシュクラス』というのは、上級者向きの『〇〇ダッシュモーター』というのを主に使うことになります。
この速さ、感覚的には今の新幹線と初代0系新幹線との違いという感じがします。どちらも十分速いのですが、今の新幹線はそれ以上に速いですよね。最高時速210km/hと320km/hですから、1.5倍ですものね。
実際、ダッシュクラスのトップスピードのマシンと一緒に走る(午前中の練習走行は、クラス関係なく混ざって走らせます)と、5周回る間に1周抜かしされそうになりますから、1.5倍とは言わないまでも、1.2倍くらいのスピード差はあるかもしれません。
それで、普段は小僧もそのダッシュ系モーターを使っているのですが、今回はチューン系モーターを使うということで、先週のレース終了後から、新たに購入したモーターをならすことにいそしんでました。
って、そうそう、モーターってならしをするんですよ。それによって、モーターの中のコイルに電流を伝えるブラシと整流子の接触点を削り、より広い面積で接するようにして、流れる電流を増やしてモーターの回転数を上げるんだそうです。
で、この辺りの話をし始めると長ーくなりそうなので、割愛しまして。
レースの様子です。
開場の10時ちょうどに到着して、まずは受付をし、午前中は練習走行になります。この間にマシンの調整をしながら、ライバル選手の動向を観察します。スピード、そして安定感ですね。どちらも勝てない相手なら、勝ち目はほぼありません。スピードで勝てる相手なら、ブレーキセッティングをある程度強めて、こちらの安定感を高めれば勝機は広がります。逆にスピード負けはしても安定感に欠ける相手なら、相手のコースアウトを期待して、こちらはより確実に走りきれるように調整します。先週の決勝がこのパターン。
いずれにしても、駆け引きというより自分がどう走るかという勝負になりますから、ブレーキのポジション出しが重要になります。
あと、レースは並んだ順番で行われるので、先ほどの勝ち目のない相手とは一緒に並ばないように調整するのも大事ですw
というわけで、予選の様子。と言っても動画は通過したレースになりますが、今回は序盤安定感に欠け、2レースは敗退。ただ他のレースでもコースアウトなどが出ましたので、3レース目の予選でなんとか通過を決めることができました。
このレースでは、スタート直後にリードを奪い、とりあえずスピード勝負なら大丈夫そうと思ったところで、続けざまに他の2台がコースアウト。残りの4周は1人旅となりました。こうなれば、コースアウトさえしなければ予選突破です。
途中、危ないところが少しだけありましたが、ゴールまで走り切って無事に予選通過となりました。残り切符3枚ほどだったので、ここでクリアできなければ予選敗退でしたからホッとしましたね。
お次は準決勝。今回は10名が進出し、3人・3人・2人・2人という変則組み合わせの勝ち抜けで、4名の決勝進出。
そこにうまいこと並んだというか、後半の2人でのレースのところに入ったのですが、相手が上の写真のお友達に💦
もう少し離れて並べばよかったんですが、練習走行では友達よりいい走りをしていたので、決勝進出の可能性は高まりました。いいんだか悪いんだか。
レースは、スタートから小僧がリードを奪うと、そのまま差を広げていきました。友達も安定した走りをしていましたが、今回は小僧のモーターの出来の方が勝り、最終的には半周近く差を広げて勝利。4周目のジャンプが若干怪しかったですが、概ね安定した走りで決勝進出となりました。
そして決勝は4名でのレース。誰か一人に勝たないと表彰台は上れません。
ただメンツ的には、どのメンバーもスピード・安定感ともにやや上です。それでも、電池が変わるところに一縷の望みをかけてスタートです(そればっか💦)。
スタート直後はそれでも食い下がり、まずまずの走りをしていましたが、地力の差が徐々に表れじりじりと離されていきます。これはなかなか厳しいぞと思った矢先、1台がコースアウト。これで、完走さえすれば表彰台です。
後半も戦いとしては厳しかったですが、それでも新品電池でも変わらぬ安定感を見せて、無事ゴールまで到達。見事、3位入賞を果たしました。
ちなみに、今回のマシン、前回と違うものなんです。今回は、前回ちょっと話題にあげた『MSフレキ』のマシンで参戦しました。異なるマシンで2週連続入賞ってのはなかなかすごいんじゃないかなって、ひそかに自慢ですw
ところでこの真ん中の子、速いなぁって思ってたら、それもそのはず、ジャパンカップ静岡大会ジュニアの部の優勝者だそうです。今回はかないませんでしたが、そんな子の近くまで行くことができたんだなぁと思いました。
というわけで、これで今年に入って1位から3位まで全部経験したことになりますねw