今日は、街で見かけたこんな風景から。
どうやらここには北陽不動産という不動産屋があったようなのですが、廃業したんですかね。それで、別の住まいる不動産という不動産屋が入居者を募集しているという。
まぁ、考えてみれば別に当たり前のことではあるんですが、何となく皮肉な感じがしてw
いえ、その業界のことはまったく疎いんですが、もしかしたらこの2社はライバル関係にあって・・・とか、逆に業界の中では珍しくつながりの濃い関係だった・・・とか。ちょっとしたストーリーが妄想されそうな状況だなと思った次第でしてw
さて、大道芸ではそんなストーリー仕立てのパフォーマンスを得意とする方もいらっしゃいます。静岡の大道芸ではもはや重鎮のひとり。サンキュー手塚です。
『ストリート宴会芸』
以前にも紹介していますが、サンキュー手塚を評するのにこの言葉を超える言葉はないであろうと思います。
そして宴会芸って、その場にいた人じゃないと楽しさが分かりづらいのも特徴で・・・。写真と文章だけだと、多分何が何だか・・・っていう感じになりそうなんですよね。
あっ、でもこの方、ワールドカップチャンピオンですから。
このネタは、ハイティーンブギの音楽に乗せてやってるんですけど。YouTubeでご本人のところに動画があったので、そちらを載せておきましょうw
とまぁ、こんな感じで、サンキュー手塚本人が気に入った、流行の歌やドラマなどを元ネタにしたり、少ない道具でネタを使って披露するというのが主な流れです。
サンキュー手塚自体は、元々はパントマイムを得意としていて、ネタの中にもその技術は多分に生かされているんですが、それを知らずに見ると、ホント、宴会芸そのものなんですw ただ、宴会芸にしてはレベル高いんですけどw
この日、オープニングは上のハイティーンブギから。そして最初の小ネタは、我が家でもはまっていた『VIVANT』からでした。
ファンにとっては、「あぁ、今年はVIVANTにハマってたんだね」ってすぐに伝わるこの感じ。VIVANTのどこをネタにしてくるのかなと思いながら見ます。
えっと、このコーナーは、本人が一番楽しいというコーナーでしたw VIVANTを見てなかった方々にはなんのこっちゃみたいな。ちょっと、観客置いてきぼりになってるよって言いたくなる感じでしたねw
まぁその滑り具合もファンにとっては楽しみだったりしまして。既に、あばたもえくぼ状態ですw
そのあとは、ダイソーで買ったという折りたたみテントを使ってのネタ。これもVIVANTからつながってますよ。テントですからw そしてそこから、これは実はテントウムシだったって・・・オヤジギャグかいな。
次のネタ。こちらは三脚だけを使ってのドラマ。これはすごくよかったです。見る方に集中してたみたいで、写真がこの1枚しかありませんでした。
この三脚を、上の写真だと山に見立ててますが、この後、テント、ストック、花束、花嫁さんのベール、赤ちゃん、子供などに見立てながらお話は進んでいきます。
「途中で、今話題の動物も出てきますよ」
と言うので、何だろうと思ったらクマでしたw
そして最後のネタ。こちらはもう20年はやってるんじゃないかと言う、初期からの鉄板ネタ『ハードル』です。
このネタ、この女の子に向かって愛を伝えに行くのですが、途中のハードルごとにそれを邪魔する関門が存在します。それをひとつずつ乗り越えて、いよいよ最後の・・・というところで力尽きるのですが、なぜか蘇生して、最後には愛を伝えるというストーリーもの。
この扇風機の風に翻弄される様を、パントマイムの動きを使って上手に表現しています。
古典的な壁を表現するパントマイムや、上から落ちて来る門につぶされたり、門を持ち上げたりといったところも、パントマイムで表現します。
うまくいくときは、ここで手を握ってもらい、最後はハグまでしてくれる子がいると盛り上がるのですが、この回はそこまでは行けませんでしたw
うーん、どの程度伝わりましたかね。でも、ワールドカップチャンピオンでもありますし、私とかみさんは、毎年複数回のパフォーマンスを見に行きますからねぇ。
というのも、受けが悪いとネタを変えたりすることもありますし、内容が少し変わることもあります。なので、欲を言えば初日と最終日に見られると一番いんですけどねw
大道芸って、まったく同じネタを毎回やるパフォーマーもいますが、そうじゃない方もいて、そういう楽しみ方もありますよってことでw
続きはまた明日です。