From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

続・思い出の地がなくなるという寂しさってあります

今日はこちらからの続き。

一昨日、突然閉園が発表されたあわしまマリンパーク

あれこれ検索していたため、スマホGoogleフィードにもニュースが上がるようになっていたのですが、いくつかを見てみたら、突然の閉園に至るいきさつも掲載されていました。

閉園はオーナーの意向によるもの

あわしまマリンパークのオーナーは、株式会社オーロラという会社だそうです。1年ほど前から経営権の譲渡を目指して動いていたそうですが、なかなか条件が合わず、今回の閉園に踏み切ったとのこと。

浮き沈みはあれど

入館者数は、水族館ブーム(なんてものがあったのか)の頃は15万人前後。20万人を超えた年もあったそうです。しかしその後ブームが去ると10万人を大幅に下回る年もあったとのこと。その救世主となったのが、『ラブライブ!サンシャイン!!』。島の中に登場人物の実家があるという設定もあり、入館者数は再び増加。10万人をキープできるようになったそうです。

大きな要因はやはりコロナ

ところが、コロナの影響で、入館者数は一気に半減。売り上げも一気に赤字に転落したそうです。それでもコロナ禍が明けたこの1年ほどは8万人ほどまで回復していたとのこと。ただし、館内の修繕費に回すほどの余裕にはなっていなかったそうです。

閉園は青天の霹靂

コロナ禍の時に一度、『閉園したい』という話はありましたが、その時は伊藤裕支配人が『どうにかします』と返答をして話は流れたようです。その後、閉園についての具体的な話し合いはなく、コロナも収束して収益が少しずつまた戻ってきていたのですが、1月中旬に突然閉園を告げられ、とても驚いたのこと。

その後、支配人は新たなオーナーを探していたのですが、なかなかうまく進まないうちに、現オーナーからタイムリミットを告げられ、ホームページでの告知を命じられたそうです。

スタッフはこれからだと思っていた

「オーナーからは16時すぎに(告知を)ホームページに出すようにって言われまして。ただ、従業員が告知で知るということは一番やってはいけないことなので、その日、出勤してる子たちに集まってもらって説明して。従業員も閉園を伝えたら、目が点というか……昨年夏の営業がいい感じで終わって、『これからも頑張っていこうね』って伝えていた矢先でしたので。(NEWSポストセブンより)」

まだあきらめていない

スタッフや生き物の今後についてはまだ決まっていないそうです。伊藤裕支配人は、もし閉園したとしても、再開園できるように手立てを探っているとのこと。

・・・というわけで、普段とは違うテイストで書いてみましたが、このようないきさつがあったようです。

コメントを見てびっくり

さて、あわしまマリンパークについては、Yahoo!ニュースにも取り上げられてまして。

この中には、閉園を聞いてたくさんの方が来園されたということと、上にも書いたように、支配人はどうにかして閉園を逃れられないかと動いていることが書かれていました。

ところが、コメント欄を見ていたらびっくりしましたね。

「閉園を発表したから来園者が増えただけで、『だから続けます』は無理ですよね」

とか

「年に1回来る人が、最後に来ようと思って増えただけだから、通年でこの来園者数は維持できないでしょ」

的なコメントがついてまして。

あぁ、これがAI読みってやつなんだなと。

文章は、単純に言うと単語とそれをつなぐ言葉からできています。単語はその一つ一つに意味がありますが、それらをつなぐ言葉によってその意味が統一された文意になっていきます。

ところが、その文意を読み取ろうとせず、単語だけをつないで文意としてしまう読み方を、以前のAIはしていました(今はどうか知りません。ChatGTPで試してみればよかったなぁ)。

例えば『近くにある、寿司屋以外のお店を教えて』とGoogleマップで問いかけると、普通にお寿司屋を紹介してきました。これは、「近く」「寿司屋」「お店」という単語だけを認識し、それに応じて検索結果を提示してきたからだそうです。

ところが、これと同じような読み方しかできない人も、実はかなりの数、いるんだそうです。ていうか、実際に仕事でいろんな方に関わっていると、少なくとも2割くらいの方はそれに該当するなぁと感じます。

そういう方たちはどうやら、話している言葉の中で、突出してその方たちのセンサーに引っかかりやすいものにのみ反応します。そしてこう言うのです。

「だってさっき、こういったじゃないですか」

いや、そうじゃなくて、これこれこうだとこうなっちゃうよ、って言ったでしょと説明しても、だいたいもうそのまま一点張り。「いや、こう言ってますよね」って。

以前は、「なんでわかってくれないんだろう」と思ってましたが、最近は「あ、この人、わからない人なんだ」と思うようになりましたw 

今回のコメントの何人かの方も、このパターンかなぁと思います。

ちなみに、AI読みについては、こちらの本で知りました。

【】

もう6年ほど前の本なので、今のAIの現状がこの著者の方の主張とかみ合っているのかどうか、よく分かりませんが、これはこれでなかなか面白い内容でした。また読み返してみようかな。

というわけで、あわしまマリンパークから、なぜかAIのお話に飛んでしまいましたが、いずれにしても、新しいパートナーなりオーナーなりができて、存続してくれたら嬉しいなぁと思っています。